西岡兄妹、京都にて「カフカ」の原稿中心に原画展

兄が原作、妹が作画を手がけるユニット・西岡兄妹の原画展が、6月3日より京都・トランスポップギャラリーにて開催される。

原画展では4月に発売された単行本「カフカ CLASSICS IN COMICS」の原稿を中心に展示するほか、サイン本や作品、布製グッズも販売される予定だ。

「カフカ CLASSICS IN COMICS」はドイツ文学者の池内紀訳によるカフカの作品を西岡兄妹が構成、作画したもので、文芸誌モンキービジネス（ヴィレッジブックス）で連載されていた。単行本には連載分「家父の気がかり」「バケツの騎士」「ジャッカルとアラビア人」「兄弟殺し」「禿鷹」「田舎医者」「断食芸人」「流刑地にて」の8編に加え、描き下ろし「変身」が収録されている。

なお西岡兄妹は6月19日、20日に名古屋で行われるクリエイターズマーケットや、7月10日、11日の横浜ヴァージンフェスタにも出展。彼らのイラストや雑貨も販売される予定なので、関西以外のファンはこちらに足を運んでみては。

西岡兄妹原画展

期間：2010年6月3日（木）～6月27日（日）
会場：トランスポップギャラリー
住所：京都市左京区田中関田町22-75
開廊時間：12:00～19:00（日曜日～18:00）
休廊日：月・火曜日