舞台「マギレコ」開幕、いろは役柿崎芽実「ゲームファンの皆さんも足を運んで」

舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」が、本日8月24日に東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕。初演前には囲み取材とゲネプロが行われた。

本公演はスマートフォン向けゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のメインストーリーを元にした舞台。囲み取材にはメインキャラクターを演じるけやき坂46のメンバー10名、環いろは役の柿崎芽実、七海やちよ役の佐々木美玲、由比鶴乃役の富田鈴花、深月フェリシア役の渡邉美穂、二葉さな役の潮紗理菜、鹿目まどか役の丹生明里、暁美ほむら役の河田陽菜、佐倉杏子役の齊藤京子、美樹さやか役の金村美玖、巴マミ役の加藤史帆が登壇した。

主人公・環いろはを演じる柿崎はもともとアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」が好きだったと語り「いろは役がすごくうれしくもあり、同時に不安も感じながら稽古をしてました。アニメやゲームのファンの皆さんにも支持していただけるようがんばりたい」と続けた。またアニメ版のヒロインである鹿目まどか役を演じる丹生は「舞台に出演できて、まどかちゃんに出会い、演じることができて光栄です。稽古中もすごく刺激を受けていたのですが、初日で緊張してます。外見だけでなく内面からも、まどかちゃんを演じ切りたいです」と意気込みを語った。

2.5次元ミュージカルに挑戦するにあたり、キャラクター演じる上で意識したことについて、巴マミ役の加藤は「私は普段の喋り方がへにゃへにゃしているのですが、マミさんはお姉さんキャラですし優雅な喋り方には苦戦しました。アニメをたくさん観て、仕草や喋り方を研究しました」とコメント。また佐倉杏子の齊藤は「私は、名前が“きょうこ”で一緒。性格も男勝りでサバサバしているところも似ていてるので、運命を感じました」と述べる。そして金村は「舞台をやるにあたってアニメを観たのですが、さやかちゃんの勇敢なところが大好きになって。稽古期間中もさやかちゃんを知れば知るほどもっと好きになりました。この愛が伝えられるようにがんばりたいです」と想いを吐露した。

また自身の演じるキャラクターの見どころについて、七海やちよ役の佐々木は「やちよはいつもの私と真逆のキャラ。ツンデレなところが魅力なので、そこに注目してほしい」と話し、由比鶴乃役の富田は「鶴乃は天真爛漫で『猪突猛進』という四文字熟語がピッタリ。おちゃめなところもあるけど、学年トップの成績だったりしっかりした部分もあるかわいらしいキャラです」とアピール。そして、二葉さな役の潮は「さなはネガティブな子で、人と話すのに慣れてないんですけど、いろはたちと出会って変わっていくところを見てもらえたら」、深月フェリシア役の渡邉は「フェリシアは子供っぽくて元気いっぱい。戦闘シーンでは人が変わったように力強く戦うのでそのギャップと、武器のハンマーを振るところが見どころです」と続け、暁美ほむら役の河田は「弱さの中にも意志の強いほむらちゃんを演じられるようにがんばりたい」と語った。

最後、柿崎が「この作品は人気のあるゲームの舞台化で、ひらがなけやきのメンバー10名が演じます。ゲームファン、ミュージカルファンの皆さんに観ていただいても、満足していただける舞台になっていると思うので、ぜひ劇場に足を運んでください」と舞台をアピールし、会見は幕を閉じた。

舞台は柿崎扮する主人公・環いろはが、姿を消した妹のういを探すため、奇妙な力に導かれた魔法少女たちが集う新興都市・神浜市にやってくる場面からスタート。いろはは、それぞれ悩みや葛藤を抱えながらも神浜市で魔法少女をしている佐々木扮する七海やちよ、富田扮する由比鶴乃、渡邉扮する深月フェリシア、潮扮する二葉さなと出会い、交流を深めていく。

さらに2幕に入るとアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」に登場する、齊藤扮する佐倉杏子、金村演じる美樹さやか、河田扮する見滝原市の魔王少女・暁美ほむら、丹生扮する鹿目まどか、加藤扮する巴マミも本格的に参戦。魔女との迫力ある戦闘シーンが繰り広げられた。舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」は本日8月24日から9月9日まで、東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演される。