映画「覆面系ノイズ」中条あやみや志尊淳の恋愛タイプは？サプライズで筆跡診断

福山リョウコ原作による実写映画「覆面系ノイズ」の完成披露試写会が、本日10月24日に東京・丸の内ピカデリーで開催された。

イベントには主人公・ニノ役の中条あやみ、ユズ役の志尊淳、モモ役の小関裕太、深桜役の真野恵里菜、クロ役の磯村勇斗、ハルヨシ役の杉野遥亮、監督の三木康一郎が登壇。奇跡の歌声を持つ少女という役どころを演じる中条は、映画の撮影にあたりボイストレーニングに励んだことを明かす。また「この作品において声はとても重要なものになると思っていました。MAN WITH A MISSIONさん含めいろいろな方に素敵な曲も書いていただいたので、必ず感動する音楽になっていると思います！ 自信あります！」と笑顔でアピールした。それを受け、小関は「鳥肌立ちました！ 試写で観たあと思わず握手しました」とコメント。志尊も「中条ちゃんの歌が素晴らしかった。僕も鳥肌が立ちました」と、ともに賞賛した。

ほかのキャスト陣も楽器に初挑戦するなど、それぞれ準備やトレーニングを経て撮影に臨んだという本作。磯村は「恋愛の物語でもあるけど、音楽の迫力や繊細な部分もたくさん描かれている。最後のシーンに向けてみんな一生懸命やったので、その熱量も楽しんでください」と呼びかける。また「スクリーンで観たときに、みんなカッコいいなあ。キラキラしてるなと思いました」と話す最年長の真野に対し、三木監督が「制服ギリギリでしたよね」といじる一幕も。「（撮影当時）監督に『がんばれ25歳！』って言われていていたんです」とふくれる真野に、杉野が「……大丈夫だよ真野ちゃん」とためらいながらフォロー。周りからは「遅いよ！」とツッコまれていた。

ここからは本作の魅力をキャスト陣が漢字1文字で答えていくことに。中条が「鼓」という文字を披露すると、共演者たちからは「ちっちゃ！」と文字の大きさに対してツッコミが入る。中条は「恋愛ドラマであり音楽も見どころなので、距離が近くて鼓動がドクドクするところや、音楽も高まっていって……」と説明すると、小関は「余白があるってことは、余韻があるってことでしょ！」と文字の小ささをフォローする。そして志尊は「想」、小関は「響」、真野は「音」、磯村は「叫」、杉野は「震」と続けて発表していった。

キャスト全員の発表が終わると、先ほどの漢字を使った筆跡診断でそれぞれの恋愛タイプが明かされることがサプライズで伝えられる。小関は「アバンチュールな恋愛型タイプ」で「危険な恋にもおじけづかない」という結果を受け、「危険は好きかもしれないですね。旅が好きなので通じるものがあるかも」と納得。中条と志尊も「ロマンチックだもんね」と深くうなずく。

志尊は「エネルギッシュなド根性タイプ」で「好きな人を仕留めたら最後まで守り抜くタイプ」という結果に。「当たってると思いますねー、はい！」と得意げな表情をしてみせ、小関から「いい男！」と茶々を入れられる。中条が「甘えん坊タイプ」で「受け身で愛されるほうが好き」と診断されると、磯村は「いたずらっ子なところは甘えん坊に近い。いたずらする前、『へへへへ』ってやんちゃな悪い顔するんですよ。そのあたりが愛されるんじゃないですか」と分析。真野は「意地っ張りタイプ」、磯村が「アクティブな肉食系タイプ」、杉野が「入れ込み型熱中タイプ」と結果が出たが、総括して感想を求められた三木監督は「どうでもいいです！」と一蹴。意外な返答に、キャスト陣は「バッサリ!?」と大爆笑だった。

最後に中条は「面白かったとしても、ないと思いますが面白くなかったとしても『面白かった』と周りにどんどん宣伝してください！（笑）」とコメント。続けて「楽器も歌も本当にがんばった作品なので、たくさんの人に観てほしいです」と述べ、イベントは幕を閉じた。

花とゆめ（白泉社）にて連載中の「覆面系ノイズ」は、音楽に青春を懸ける高校生たちによる、片思いだらけのラブストーリー。映画は11月25日に全国公開される。