志田が演じるのは、ろうあ者の妊婦・早見マナ。同じく耳が聞こえない夫・健治と支え合って生きているマナは、出産への不安を抱えていた。手話や唇の動きだけでは医療用語を伝えるのは難しく、
2006年に放送されたテレビドラマ「14才の母」以来、約10年ぶりにテレビドラマで妊婦役を務めることになった志田は「妊娠や赤ちゃんを産むということを実際経験したことがない中で、さらに耳が聞こえないという大きな壁があり、演じていて率直に難しいな……と思いました」とコメント。また約10年ぶりに妊婦役を演じることについては「周りの友人も実際に母親になったり、年齢的にも出産というものが身近になってきたので、だからこそ命の重みを考えるようになり、実感しながら演じました」と語っている。
またペルソナ総合医療センターの産科にスーパーローテート研修でやってくる赤西吾郎役を宮沢氷魚が担当。産婦人科医を父に持つ吾郎は、同じジュニアである
「コウノドリ」のドラマ新シリーズは、10月13日22時より初回15分拡大で放送開始。サクラ役の綾野、助産師長・小松役の吉田、四宮役の星野をはじめ、産婦人科医・下屋加江役を
モーニング(講談社)にて連載中の「コウノドリ」は、出産に関する医療従事者と患者の人間ドラマをベースに、妊娠や出産の過酷な現場を描くヒューマン医療ドラマ。単行本は19巻まで発売されている。
志田未来(早見マナ役)コメント
「コウノドリ」第1話出演が決まって
もともと前作を拝見していて、しっかり命と向き合っている愛に溢れた作品だなという印象をもっていました。今作の1話のゲストということもあって、呼んでいただけたことに喜びとプレッシャーを同時に感じ、皆様からとても愛されている作品だと思いますので、しっかり自分の役をリアルに伝えていかなくてはいけないなと感じました。(実際に演じてみて)出産シーンというとてもハードで緊迫するシーンの中、出演者、スタッフの皆さんがとても温かく声をかけて下さり、心強く感じました。そして、現場の皆さんそれぞれが話し合って丁寧に1つのシーンを作り上げていく姿を拝見し、すごく素敵な現場だと思いました。
マナを演じるにあたって
妊娠や赤ちゃんを産むということを実際経験したことがない中で、さらに耳が聞こえないという大きな壁があり、演じていて率直に難しいな……と思いました。手話指導をしていただいた時に、実際耳が聞こえない方の出産のお話を聞かせていただきました。「耳が聞こえないことが今まで当たり前だったから、そのことをあまり不利だと思ったり、大変に感じなかった」とおっしゃっていたので、マイナスな気持ちを背負って演じないようにしました。
2度目の“出産”について
(「14才の母」に出演した)当時は13才という年齢もあり想像で演じるしかなく、母や周りの出産を経験している方にアドバイスとして話を聞いていたな……ということを思い出しました。約10年という時間が経っていますが、まだ実際には出産を経験していないので、今回もまた想像したりして演じました。(10年前は)お腹に物を詰めても、どこに手を置いたらいいか、どう歩けばいいか、といったことなどがよくわからなくて注意されていたのですが、今回はそれが自然にできたこともあり、その経験が体にまだ染み付いているのかなと思いました。周りの友人も実際に母親になったり、年齢的にも出産というものが身近になってきたので、だからこそ命の重みを考えるようになり、実感しながら演じました。
テレビドラマ「コウノドリ」
2017年10月13日(金)22:00より放送開始(初回15分拡大)
スタッフ
原作:
製作著作:TBS
キャスト
鴻鳥サクラ:
下屋加江:
小松留美子:
白川領:
大澤政信:浅野和之
向井祥子:江口のりこ
赤西吾郎:宮沢氷魚
倉崎恵美:
四宮春樹:
今橋貴之:
荻島勝秀:
早見マナ:
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