池田は「エドワウからやっとシャアになれた池田秀一です」と挨拶。「うまくシャアになれましたんで、これからはずっとシャアを名乗っていきたいと、最近そう思ってます」と淡々と話し、さっそく観客を笑わせる。公開から1週間が経ち、柿原は「『ガルマお前がやんの?』っていう連絡も周りからいただき、みんなの期待が高いんだなと気が引き締まる気持ちになる1週間でした」とこれまでを振り返った。
「機動戦士ガンダムUC」でアンジェロ・ザウパー役を演じていた柿原は、同作でも池田秀一演じるフル・フロンタルを慕う役柄だったことに触れ、「けっこう長い年月、隣でお芝居をさせていただいて。(アンジェロは)常に秀一さんにつきまとうキャラクターだった」と振り返る。そして「今回は(ガルマとシャアは)同級生。ともに切磋琢磨して士官学校を卒業していく勘違いしてるガルマくんと、『いやいやお前なんて』と思っているシャア・アズナブル。その関係性がお芝居でも共通していて、(池田の)隣にいるとすべてを見透かされているなと」とコメントした。それを受け池田が「柿原くんもそうですけど、リノを演じた前野(智昭)くんとか、若い人たちと一緒に仕事ができて、彼らのエネルギーをもらってスタジオの中ではとても助けていただきました」と話すと、柿原は恐縮しきった様子。
また潘は「今回は兄さんと対面することができなかった。どこか一筋縄ではいかない兄さんなので、どこかで生きているような気がするなという予感めいたものを大切に思いながら演じさせていただきました」と話すも、「だけどガルマさんに取られたみたいで寂しいです」と笑う。池田は「我がアルテイシアも大人になったなあという気がしました。ご成長おめでとうございます」と潘に一礼をし、会場を笑わせた。最後に潘による音頭を合図に、観客全員で「ジークジオン!」と合唱し、舞台挨拶は幕を閉じた。
アニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起」は、6月3日までの2週間限定で全国15館の劇場にて上映。6月10日にはBlu-rayとDVDがリリースされる。
なおコミックナタリーでは同作の特集を公開している。役柄と同じく、自身も専門学校時代の“同期”である柿原徹也と前野智昭のインタビューのほか、2名のフォトギャラリーを掲載。さらに5月8日に神奈川県民ホールにて行われたプレミア上映会の模様もお届けした。関連する特集・インタビュー
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