絵物語集「少女世界」「少年之國」発売

季刊エスを刊行する飛鳥新社から、期間限定刊行のアンソロジー「少女世界」「少年之國」が発売された。「少年之國」は浅田弘幸が、「少女世界」は田中達之がそれぞれ表紙を手がけている。

この2冊、アニメーターやイラストレーター、寡作なマンガ家など、これまでほとんどマンガを発表したことがない作家を中心に作られたアンソロジー。それぞれ「少年」「少女」という言葉をテーマにジャンルフリーな作品が描かれており、3年間の季刊限定刊行という新しいスタイルの作品集だ。

飛鳥新社ではこれまでも、サッカーをテーマにした作品集「adidas MANGA FEVER」や、日本とフランスのマンガ家が国内外両側から見た日本を描いた「JAPON」など、テーマを絞ったアンソロジーを刊行して話題を集めてきた。

次号は5月の発売を予定しており、今後は絵本作品などマンガ以外のカテゴリーからも作品が掲載されるとのこと。