中居正広主演の「ナニワ金融道」10年ぶり新作、緒形拳の社長も登場

青木雄二「ナニワ金融道」シリーズを原作とした単発ドラマの新作が、2015年に「新ナニワ金融道」のタイトルで放送されることが決定した。

「ナニワ金融道」のドラマが制作されるのはこれで7回目。灰原達之役を演じる中居正広をはじめ、桑田澄男役の小林薫、高山和夫役の綿引勝彦、元木清役の六角精児、泥沼亀之助役の梶原善といったおなじみのキャストが10年ぶりに集結する。さらに故・緒形拳が演じていた帝国金融の金子社長は、作中でも5年前に死去したという設定で写真のみ登場するとのこと。

また本作のヒロインとなる美女・孫野手洋子役を蓮佛美沙子、帝国金融でいちばん法律に詳しい雨宮利加子役を桜庭ななみ、帝国金融の最年少社員である大平隼人役をSexy Zoneの菊池風磨がそれぞれ担当。そのほか小池栄子、ユースケ・サンタマリアといった面々が出演陣に顔を揃えた。

脚本はこれまでの作品と同じく君塚良一、演出はパート4以来16年ぶりとなる河毛俊作が務める。番組は2015年の年明けごろにフジテレビ系列にて放映される予定。

中居正広コメント

ドラマ中の社長（緒形拳さん）が亡くなられるなど（作品の）実現は難しかったのですが、“いつもと同じ”と思える作品にするよういろいろな問題をクリアし、ついに10年ぶりにドラマができることとなったこと、非常にうれしく思います。おかげさまでスタッフも出演者も昔のままできました。感謝しています。

収録の手ごたえについて

小林薫さんとは20年近く前から全く距離感は変わらないです。ただこれまでは久しぶりの作品でもすぐに役に戻れたのに今回はさすがに難しかったです。今、ようやくあぶらがのってきたかな、という感じです。

視聴者へのメッセージ

“皆様の声にお応えしてドラマをやることになりまして”とよく言いますが、そういうベタな感じではなく、ただぼくがやりたい、スタッフもキャストもみんなやりたい。だからやる、ということです。