青木雄二
アオキユウジ
1945年京都府生まれ。1970年、ビッグコミック(小学館)によるビッグコミック新人賞にて「屋台」が佳作入賞するが、作品の掲載には至らず。デザイン会社の起業・倒産を経て、1989年、講談社によるアフタヌーン四季賞にて「50億円の約束手形」が佳作入賞。翌年、モーニング(講談社)にて「ナニワ金融道」でデビューとなった。消費者金融を題材に、借金をめぐる切実なドラマを描き人気を博す。1992年に同作で第16回講談社漫画賞、1998年には第2回手塚治虫文化賞を受賞。1997年、マンガ家としての活動から引退するが、以降もエッセイスト、原作者として数多くの作品を発表し続けた。生粋のマルクス原理主義者としても知られている。2003年9月5日、肺癌のため死去。享年58歳。
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