モーニング「ジパング」担当編集、土下座で謝罪

モーニング（講談社）2・3合併号に掲載されたかわぐちかいじの近況報告に、編集者による誤った加筆修正があったとして、担当した編集者の土下座写真がモーニングのウェブサイトに掲載されている。

かわぐちは連載中の「ジパング」近況報告欄に向け、落語家の独演会に行く、という内容の原稿を執筆。この文中に書かれた「小三治師匠」という落語家名を見た編集者が、独自の判断で「林家小三治師匠」と加筆修正して掲載した。

ところが正しくは「柳家小三治師匠」であったことがのちに判明。誤記はかわぐちではなく担当編集によるものと、ウェブサイトでの謝罪発表がなされるに至った。

裏目に出てしまったとはいえ、今回の誤記はよりわかりやすい文章を世に出そうとした配慮ゆえ。土下座写真を公開する潔い陳謝っぷりとあわせ、編集者の熱心な人柄がうかがい知れる顛末となった。