松本剛
マツモトツヨシ
1964年新潟県生まれ。1988年、キャプテンJr.(徳間書店)にて「夏来たりなば」でデビュー。1989年「ヒューストンと女の子」で講談社の主催する第21回ちばてつや賞ヤング部門を受賞。いつか終わる青春の日のきらめきを切なく描き、短編の名手として高く評価される。1993年には爆風スランプのメンバー、ファンキー末吉が原作を手がけた「北京的夏」の作画を担当。単行本は長らく絶版で入手困難であったが、2007年に講談社BOXにて復刊プロジェクトが発足。「甘い水」「すみれの花咲く頃」などが復刊され、当時を知らない若い読者にも知られるようになった。