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市村&鳳が信頼寄せ合う「屋根の上のヴァイオリン弾き」キャスト8人が歌唱披露

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ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」製作発表記者会見の様子。上段左から神田恭兵、唯月ふうか、入野自由、実咲凜音、広瀬友祐、神田沙也加。下段左から市村正親、鳳蘭。

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」製作発表記者会見の様子。上段左から神田恭兵、唯月ふうか、入野自由、実咲凜音、広瀬友祐、神田沙也加。下段左から市村正親、鳳蘭。

市村正親主演のミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の製作発表記者会見が、本日8月22日に都内で行われた。

台本をジョセフ・スタイン、オリジナルプロダクション演出・振付をジェローム・ロビンスが手がけた本作は、親から子へ、子から孫へと受け継がれる愛と旅立ちを描いた物語。日本初演50周年記念公演として上演される今回は、寺崎秀臣が演出を担当し、2004年からテヴィエ役を演じる市村、09年からゴールデ役を演じる鳳蘭が出演する。

会見には市村、鳳に加え、出演者の実咲凜音神田沙也加唯月ふうか入野自由広瀬友祐神田恭兵が登壇。応募総数5000通の中から選ばれた約200人のオーディエンスが見守る中、劇中でパートナーを演じる市村と鳳、入野と実咲、広瀬と神田沙也加、神田恭兵と唯月の4組がそれぞれ連れ立って登場し、総勢8人による「サンライズ・サンセット」が披露された。

続いて登壇者挨拶へ。主演の市村は「数々のミュージカルに出演させていただきましたが、『屋根の上のヴァイオリン弾き』は僕にとって特別な作品」と胸中を明かすとともに、2009年から夫婦役を演じてきた鳳に視線を送り、「僕らはもう一線を越えていますので(笑)、素晴らしいミュージカルを皆さんにお届けできると思います」と自信を見せる。一方の鳳は「これまで以上に皆さんに感動していただけるように、心を込めて演じます。いっちゃん(市村)は、私の中にある“かかあ天下”の部分をうまく引き出してくれるんですよね。本当に彼のおかげで成立している作品だと思います」と市村に信頼を寄せた。

今年2017年4月の宝塚歌劇団退団以降、初のミュージカル出演となる実咲は、3姉妹の長女ツァイテル役を担当。実咲は少々緊張した表情を見せつつも、「素晴らしい共演者の皆さんと舞台を作っていけるのがうれしくて、ワクワクする気持ちでいっぱいです。少しでも成長できるようにがんばります」と抱負を述べる。続いて、次女ホーデル役を演じる神田沙也加は「実生活では一人っ子なので、3姉妹でワイワイ過ごすのが楽しみです」と笑顔を見せ、三女チャヴァ役の唯月は「姉妹の役を演じるのは、今回が初めて。仲よく楽しく、最後まで演じきりたいと思います」と姉役の2人に微笑みかけた。

2013年版でパーチック役を務めた入野は、長女ツァイテルと相思相愛の男性・モーテル役で登場。入野は「新たな気持ちで、伝統ある作品に真摯に取り組みたい」と意気込みを語り、新キャストとしてパーチック役を演じる広瀬は「自由くん(入野)をはじめ、いろいろな方が担当されてきましたが、自分らしいパーチックを演じられるよう努めます」とコメント。また三女チャヴァと思い合うロシア人青年・フョートカを演じる神田恭兵は「市村さんと鳳さんに結婚を許してもらえるようにがんばります!」とアピールした。

本日の会見には登壇していないが、長女ツァイテルに思いを寄せるラザール役を演じるのは、市村が所属していた劇団四季の後輩にあたる今井清隆。今井の出演については、「彼のナザールが見たい」という市村の意向がきっかけで実現したのだという。また、本作が愛され続ける理由を問われた市村は、日本初演から長きにわたってテヴィエ役を演じた森繁久彌の功績を讃えつつ、「僕が持つ若さとエネルギーと情熱が作品を支えているからかな?(笑)」と茶目っ気たっぷりに答え、会場の笑いを誘った。

会見の後半では、3姉妹役の実咲、神田沙也加、唯月が劇中歌「マッチメイカー」を披露。この様子を見ていた市村は「『屋根の上のヴァイオリン弾き』は本当にいい曲がたくさん。しみじみ聴き入ってしまいました。今回は、今までと違った『屋根の上のヴァイオリン弾き』になりそうな予感がしています。皆様、応援の程よろしくお願いします」と観客に呼びかけ、会見を締めくくった。

東京公演は12月5日から29日まで東京・日生劇場にて。2018年1月から2月にかけて大阪、静岡、愛知、福岡、そして市村の出身地である埼玉でも上演される。東京公演のチケットは、9月2日に一般販売を開始する。

ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」

2017年12月5日(火)~29日(金)
東京都 日生劇場

2018年1月3日(水)~8日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場

2018年1月13日(土)・14日(日)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)

2018年1月19日(金)~21日(日)
愛知県 愛知県芸術劇場 大ホール

2018年1月24日(水)~28日(日)
福岡県 博多座

2018年2月10日(土)~12日(月・祝)
埼玉県 ウェスタ川越 大ホール

台本:ジョセフ・スタイン
音楽:ジェリー・ボック
作詞:シェルドン・ハーニック
オリジナルプロダクション演出・振付:ジェローム・ロビンス
日本版振付:真島茂樹
日本版演出:寺崎秀臣(崎は立ち崎が正式表記)

出演:市村正親鳳蘭 / 実咲凜音神田沙也加唯月ふうか入野自由広瀬友祐神田恭兵今井清隆 / 石鍋多加史、青山達三、廣田高志、荒井洸子、祖父江進、香取新一、山本真裕、品川政治、日比野啓一、北川理恵、園山晴子 / 板垣展治、大森輝順、小南竜平、柴崎義則、下道純一、白山博基、仙名立宗、樽木和也、畠山翔太、加藤恵利子、倉澤雅美、斉藤綾香、真田慶子、菅原さおり、鈴木結加里、横尾沙季

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