「壁抜け男」役の飯田洋輔が意気込み、劇団四季ミュージカル明日開幕

劇団四季ミュージカル「壁抜け男」が、明日9月27日に東京・自由劇場で開幕する。初日に先がけ、公開舞台稽古が本日9月26日に行われた。

本作は、フランスの作家マルセル・エイメの短編小説をもとにしたラブストーリー。20世紀半ばのパリ・モンマルトルを舞台に、壁を通り抜ける能力を手に入れた平凡な男の恋の行方が、コメディタッチに、フランスならではのエスプリを効かせながら綴られる。

作曲は、1964年公開のミュージカル映画「シェルブールの雨傘」を手がけたミシェル・ルグラン。なお四季では1999年に初演されてから総公演回数は513回を数え、四季ミュージカルの中でも再演リクエストの高い作品の1つとなっているという。

今回、主人公の“壁抜け男”ことデュティユル役を演じる飯田洋輔は、上演に際して「“人生は素晴らしい”というメッセージが溢れた作品の感動を、お客様の心へお届けできるよう努めたいと思います」と意気込んでいる。公演は11月13日まで。

飯田洋輔コメント

ミシェル・ルグランによる洗練されたナンバーで綴られる本作。素晴らしい音楽にのせて、壁を通り抜ける力を手に入れた男の恋の行方を描きます。“人生は素晴らしい”というメッセージが溢れた作品の感動を、お客様の心へお届けできるよう努めたいと思います。