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「昆虫戦士コンチュウジャー」ヒーローたちが熱演「汗が枯れるのが先か…」

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「昆虫戦士コンチュウジャー」ゲネプロより。左から須藤茉麻演じる桜田ファミリア明日香、斉藤秀翼演じるエッフェル・トーマス、馬場良馬演じる万里チョウジ、伊勢大貴演じる多安島ハルオ、モト冬樹演じる時羽奏。

「昆虫戦士コンチュウジャー」ゲネプロより。左から須藤茉麻演じる桜田ファミリア明日香、斉藤秀翼演じるエッフェル・トーマス、馬場良馬演じる万里チョウジ、伊勢大貴演じる多安島ハルオ、モト冬樹演じる時羽奏。

「昆虫戦士コンチュウジャー」が、本日6月8日に東京・紀伊國屋ホールにて開幕した。

本作は恐怖の軍団・爬虫類帝国の襲来によって地球がピンチに陥った時代を舞台としたシュールコメディ。コンチュウジャーに選ばれた5人の若者は、完全なる昆虫パワーを得るべくさなぎの状態となり眠りにつくが、長い時間が流れ目覚めたとき、なぜか1人だけ歳を取って中年男性となってしまった者がいた……。

主役の中年戦士・時羽奏に扮するのはモト冬樹。リーダーで熱血漢の「カブトムシ」戦士・万里チョウジを馬場良馬、ナルシストな「アゲハチョウ」戦士のエッフェル・トーマス役を斉藤秀翼、ビッグマウスだが小心者の「ハチ」戦士・多安島ハルオ役を伊勢大貴、ズボラな紅一点「テントウムシ」戦士の桜田ファミリア明日香を須藤茉麻が演じる。開幕前に行われた囲み取材では、モトが「(脚本・演出の)モラルさんの練りに練ったセンスが爆発してます」と仕上がりに自信を見せる。そして「少しでもモラルさんのセンスに追いつこう、追い越そうとしてがんばってきました。くだらないことを大の大人が一生懸命やっているので、期待してください」と挨拶した。

記者から見どころを尋ねられた馬場は「はい!」とリーダーらしく元気に挨拶。「特命戦隊ゴーバスターズ」ではヒーローとして活躍していたが、「元ヒーローらしく、昭和の古きよき、熱血なうざいヒーローを具現化したら、こんな眉毛になりました!」と凛々しくメイクされた自分の眉毛をアピールする。さらに自身の熱演に、「汗が枯れるのが先か、喉が枯れるのか先か……」と一瞬不安げな表情を覗かせるも、「皆さんに、クスリとでも笑っていただける舞台を目指して日々精進していきます!」と熱く意気込みを語った。

「獣電戦隊キョウリュウジャー」で馬場と同じく戦隊ものへの出演経験がある斉藤は「このメンバーと、そしてモトさんとでコメディをやらせていただいて……」と感慨深げ。見どころについては「この1カ所に賭けてます。“おかき”と3文字だけ載せてください」とコメントするに留めた。該当するシーンは、劇場で確かめよう。

伊勢は「何も考えずとにかく楽しい時間を満喫していただけたら」と挨拶。「私、一応Berryz工房というアイドルグループでして」と語る須藤は、「なので、アイドルのかわいさを出していけたら」と笑顔を見せる。本編で披露される、彼女の歌唱シーンにも注目したい。

若かりし頃の時羽奏(モト冬樹)を演じる山本一慶は、「笑いの中にも、『平和とは何だ』と考えさせるストーリー性もあるので、そこも注目いただきたい」とアピール。爬虫類帝国のカメレオン少佐役を演じる安川純平は「僕らはスパイスになるように」と、同じく爬虫類帝国の、タートール軍曹役を演じる小坂涼太郎は「テンポ感を大事に、僕たちがとにかく楽しんで、みなさんに笑いを届けられたら」と意気込みを語った。

公演は6月12日まで。カーテンコール時には、出演者たちによる主題歌の歌唱ライブが実施される。

「昆虫戦士コンチュウジャー」

2016年6月8日(水)~12日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

脚本・演出:モラル(劇団犬と串
音楽:平牧仁
出演:モト冬樹馬場良馬斉藤秀翼伊勢大貴須藤茉麻 / 山本一慶板倉武志、満間昂平、萩原達郎、堀雄貴、小林春世、藤澤希未 / 小坂涼太郎安川純平、奥田努 ほか
日替わり出演:マッチョ29

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