小林太郎が明かす音楽との向き合い方と新作が完成するまで

小林太郎が最新ミニアルバム「MILESTONE」をリリース。これを記念して、ナタリーでは小林へのインタビューを実施した。

小林はこのインタビューで、メジャーデビュー作に当たる「MILESTONE」制作の過程や、2011年をバンドで活動したことで迎えた心境の変化などについて言及。「音楽活動をする上での伝えたいメッセージがなんなのかがわからなくなってきちゃって」「特に昨年は震災があって、自分と向き合う機会が非常に多くなって、結果として1年間ずっと自分と向き合ってた」など、彼がこの1年間どのような思いで音楽と接してきたかが語られている。

さらに、自身の音楽的才能についても「俺という存在は音楽の才能を受け取る器であって、中身の才能やエネルギーっていうのは自分のものじゃないのでは」「受け取ったものを還元する作業をしないと、自分の中で止まっちゃうのが嫌なんで」と、客観的に分析。彼ならではの個性的な発言が次々に飛び出す、興味深いテキストとなっている。