LEGO BIG MORL結成10周年、盟友back numberが対バンで華添える

LEGO BIG MORLが1月27日に大阪・なんばHatchにて、バンド結成10周年企画の一環となる自主企画ライブ「"Thanks Giving" vol.8」を行った。

「Thanks Giving」はLEGO BIG MORLが企画する対バンライブシリーズ。今回のゲスト・back numberの清水依与吏（Vo, G）と小島和也（B, Cho）とLEGO BIG MORLのメンバーは同い年で、2009年にライブで競演して以来親交を深めてきた。この日先攻を務めたback numberはヒット曲を惜しげもなく連発し、最新シングル「ハッピーエンド」ではイントロが鳴らされた瞬間に大歓声が上がる。清水は「LEGO BIG MORLの息の根を止めに来ました」と冗談めかしながらも、「ダメな曲を出したときにダメだって言い合える仲」とLEGO BIG MORLとの友情関係を明かし、熱いパフォーマンスで盟友の10周年に華を添えた。

続くLEGO BIG MORLのステージは「バランス」からスタート。続けて「Blue Birds Story」「Hybrid」を畳みかけ、back numberのライブで盛り上がった観客を一気に自分たちの世界に引き込んでいく。MCでは普段ステージであまり多くを語らないヤマモトシンタロウ（B）から「今日出てくれたことも簡単じゃないんですよね。俺らの10周年のタイミングだから出ますって。めっちゃ感謝してます」とback numberへの感謝の言葉が伝えられた。後半にはback numberの楽曲「花束」のカバーも披露され、ラストは「RAINBOW」でにぎやかにフィニッシュを迎えた。アンコールでは、カナタタケヒロ（Vo, G）の代わりに登場した清水が、長身なカナタのスタンドマイクに届かないという、かつて頻繁に対バンをやっていた際に行ったネタを再現。これは「今日はこれだけはやろう」と2バンドで事前に決めていたという。そしてLEGO BIG MORLはアンコール曲として、これまで温存していたことを清水に怒られたという新曲（タイトル未定）を披露した。

次回「"Thanks Giving" vol.9」は2月18日に岐阜・岐阜club-Gで開催。この日はUNISON SQUARE GARDENをゲストに迎える。また3月28日には東京・新木場STUDIO COASTにて、LEGO BIG MORLの結成10周年を記念したスペシャルライブが行われる。

LEGO BIG MORLは3月29日にニューアルバム「心臓の居場所」をリリースする。このアルバムに収録される新曲「君の涙を誰が笑えるだろうか」が、J SPORTSのプロ野球中継「J SPORTS STADIUM2017」のテーマソングに決定。2月1日のキャンプレポートより、1シーズン通してテーマソングとしてオンエアされる。