「光」がローマ国際映画祭で上映、井浦新「“暴力”を通して共演者と近付いた」

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井浦新と瑛太の共演作「」が、イタリア現地時間10月31日に第12回ローマ国際映画祭にて上映。井浦と監督の大森立嗣が、記者会見とレッドカーペットイベントに参加した。

左から井浦新、大森立嗣。

左から井浦新、大森立嗣。

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三浦しをんの小説をもとにした本作は、子供時代にある秘密を共有した幼なじみの男女3人が再会し、逃れることのできない運命に翻弄されていくさまを描くサスペンスドラマ。井浦と瑛太のほか、長谷川京子、橋本マナミが出演した。

左から井浦新、大森立嗣。

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会見にて、大森は「理性的に生きることが当たり前な世の中で、生物的な強さや生命力が失われているような気がしています。そういったものをおざなりにして生き続けることの息苦しさを、誰もが感じているのではないでしょうか」とコメント。「豊かになったことによって失ってしまったかもしれない、人間の本能的な部分を出したいと思いました」と続ける。

第12回ローマ国際映画祭の様子。

第12回ローマ国際映画祭の様子。[拡大]

「演じることが難しいと感じる部分が多かったのでは」という質問に対し、井浦は「暴力を描いてはいますが、演じる中でその暴力を通して共演者と近付いていく感覚もありました」と吐露。「本能的にお芝居をしたので、演じていて『難しい』と感じたことはありませんでした」と語った。

「光」は11月25日より東京・新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。

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(c)三浦しをん/集英社・(c)2017「光」製作委員会

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やまもと寅次郎 😷 @torachan55

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