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変態アニメーションナイト開幕、上映作の選定理由は「好奇心と想像が膨らむ作品」

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「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト2017」トークイベントの様子。左から水江未来、土居伸彰。

「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト2017」トークイベントの様子。左から水江未来、土居伸彰。

アートアニメーションを紹介する企画「変態(メタモルフォーゼ)アニメーションナイト2017」が、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中。初日にあたる昨日8月12日に、アニメーション作家・水江未来と、上映作品の選定を行ったニューディアー代表・土居伸彰によるトークイベントが実施された。

同企画は“変な”短編アニメーションを集めたもので、本年度は“ポップに狂ってる”がテーマに据えられた。水江は「100分間は戸惑っているだけじゃいられない。これはなんだろうと思って考え続けていると、ふと戸惑いの向こう側に行けて、アニメーションや世界の新しい見方が開ける」と全プログラムを鑑賞した感想を述べる。そして「最近はネットの炎上とか、“これを言っちゃいけない”という窮屈さを感じることがある。その点、今回上映されるアニメーション作品の数々はとにかく自由なので、どんどん解放されていく。細かいことなど気にすることはないのだと、勇気を与えてくれる」と続けた。

また土居は「観たときに、作った人は一体何を考えてるんだろう?と唖然としてしまう作品をチョイスした。同時に、好奇心と想像が膨らむ作品を重点的に選んだ」と上映作品の選定理由を語り、「想像力が羽ばたきすぎてしまっている作品を観ることによって、世の中ってこんなに自由でもいいんだなって思える」とコメントした。

なお8月16日には「おかあさんにないしょ」が同企画で上映される冠木佐和子とアニメーション作家・マンガ家の久野遥子、8月20日には「レッツコリツ」がプログラム内でスクリーンにかけられるひめだまなぶ、8月22日にはアニメーション作家ぬQがトークイベントに登壇する。

「変態アニメーションナイト2017」は、8月25日まで同館にて2週間の限定公開。その後、京都・京都みなみ会館ほか全国にて順次上映を予定している。

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