ダニエル・ラドクリフ、「ハリポタ」で共演のアラン・リックマンに哀悼の意

ダニエル・ラドクリフが、1月14日に逝去したアラン・リックマンへの追悼文をGoogle＋に寄せている。

ラドクリフは「疑う余地なく、アラン・リックマンは僕が一緒に仕事をしてきた中でもっとも偉大な俳優の1人だ。そして、僕がこれまで映画業界で出会ってきた中で、もっとも誠実で、支えになってくれた人物でもあった」と書き始め、「『ハリー・ポッター』シリーズの撮影現場でも、シリーズへの出演が終わったあとも、僕を勇気づけてくれた」と書いている。

また、「僕よりもずっと長く彼と付き合いのあった人たちはみんなこう言っていた。『必要とされれば、世界中のどこにいたって、どんなに忙しくしていたって、アランは1日のうちに君のもとに駆け付けるだろう』と」とリックマンの誠実さに触れ、「人々は演技の一部だけを取り出して俳優の人間性を判断する。だから、アランが演じたキャラクターの厳格さや怖ろしさと、彼本人の優しさや寛大さ、自己評価の低さ、そしてユーモアとのギャップに驚く人もいたかもしれない」とつづった。

さらにラドクリフは、「アランは、『ハリー・ポッター』の撮影現場で、僕を1人の子供でなく対等の存在として扱ってくれた。人格形成の時期に彼と一緒に仕事をできたことはとても重要な出来事だった。これからの僕の人生とキャリアにおいて、アランが教えてくれたことを忘れないようにしたい」と続け、「偉大な俳優であり人間だったアランを失ったことで、撮影現場も劇場も寂しそうに見える」と結んでいる。