「KANO」から「恋恋風塵」まで、シネマート六本木で台湾映画ざんまい

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6月14日をもって9年間の歴史に幕を閉じる東京・シネマート六本木。「─劇終─THE LAST SHOW」と題したクロージングイベントの一環で、「台湾シネマ・コレクション 2015」が開催される。

「KANO~1931海の向こうの甲子園~」 (c)果子電影

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ジャパンプレミア、劇場初公開4作品

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4月18日より5月8日にかけて行われるこの特集上映では、およそ25作品を紹介する。日本初上映を含む新作4本の中には、2014年の台北電影節で長編作品賞に輝いた「EXIT-エグジット-」が早くも登場。ツァイ・ミンリャン監督作品のヒロインでおなじみのチェン・シアンチーはほぼ1人芝居で主人公の女性を見事に演じきり、同年の台北電影節と金馬奨で主演女優賞を獲得した。

「セデック・バレ 第一部」 (c)Copyright 2011 Central Motion Picture Corporation & ARS Film Production ALL RIGHTS RESERVED.

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「恋恋風塵」 (c)Central Motion Picture Corp

「恋恋風塵」 (c)Central Motion Picture Corp[拡大]

KANO~1931海の向こうの甲子園~」「セデック・バレ」2部作、「あの頃、君を追いかけた」といった、日本でも近年ヒットした作品も上映される。そのほかにも、ホウ・シャオシェン監督が紡ぐ少年少女の苦い初恋物語「恋恋風塵」や、ウォン・カーウァイ製作による視覚障害を持つ天才ピアニストとダンサーを夢見る少女の交流を描いた「光にふれる」、自転車で台湾を一周するブームの火付け役となったロードムービー「練習曲」など台湾映画ならではの温かみあふれる作品が並ぶ。

4月23日にはジャパンプレミア作品「オーロラの愛」の上映に合わせて舞台挨拶とウエルカムパーティの開催も。主演のヨウション、リー・スーユエン監督ら来日ゲストも参加するパーティには、台湾フードのビュッフェがついてくる。台湾映画の魅力を語り尽くすトークショーも続々と決定。イベントや上映スケジュールは、映画祭の公式サイトでチェックしよう。

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台湾シネマ・コレクション 2015

2015年4月18日(土)~5月8日(金) 東京都 シネマート六本木

<上映作品>
KANO~1931海の向こうの甲子園~
「セデック・バレ 第一部 / 第二部」
「あの頃、君を追いかけた」
恋恋風塵
台北カフェ・ストーリー
モンガに散る
「海角七号/君想う、国境の南」
花蓮の夏
練習曲」ほか

料金:1100円均一
※「KANO~1931海の向こうの甲子園~」のみ通常料金(一般1800円 / 大高1500円 / シニア1100円)
※「オーロラの愛」舞台挨拶、ウエルカムパーティは2000円
※日本初上映、劇場初公開4作品は1500円均一
※トークショー付き上映は各回料金が異なる

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※記事初出時から内容に一部変更がありました。

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