Fミュージアムで大長編ドラえもん展、館内もリニューアル

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「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」が、明日1月25日から年間を通した大型企画「大長編ドラえもん」の原画展をスタートする。また2011年の開館以来初となる大規模な展示の入れ替えを行い、館内全体をリニューアルした。

「大長編ドラえもん」シリーズより「のび太の恐竜」のカラー原画。(C)Fujiko-Pro

「大長編ドラえもん」シリーズより「のび太の恐竜」のカラー原画。(C)Fujiko-Pro

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改装にあたり館内には新たなモニュメントが追加されている。写真は石像になったドラえもん。(C)Fujiko-Pro

改装にあたり館内には新たなモニュメントが追加されている。写真は石像になったドラえもん。(C)Fujiko-Pro

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「大長編ドラえもん」は、劇場公開される映画「ドラえもん」の原作として執筆されていたもの。「展示室II」を使った原画展では、藤子・F・不二雄が執筆に携わった大長編シリーズ計18作品を3期に分けて公開。第1期では「のび太の宇宙開拓史」「のび太の大魔境」「のび太の海底鬼岩城」「のび太の魔界大冒険」「のび太の宇宙小戦争」が展示されている。第2期は6月、第3期は9月下旬からスタートする予定。「のび太の恐竜」と「のび太のねじ巻き都市冒険記」、また長編シリーズ18作品のカラー原画は時期を問わず通年展示。「のび太のパラレル西遊記」はカラー原画のみ飾られる。

代表作の原画を常設している「展示室I」の内容も入れ替えられ、展示台には「モジャ公」「T・Pぼん」「ウメ星デンカ」「21エモン」「SF短編」などが加わった。またキッズスペースは、木のぬくもりを大切にした空間に様変わり。ひみつ道具「コエカタマリン」で声を固めたようなオブジェ、木で作られた「ガリバートンネル」など子供用の玩具が設置されている。未就学児を対象とした広場のため、子連れでないと大人は入れないのが残念なところ。

屋外のモニュメントにも新作が登場。「のび太の魔界大冒険」で悪魔により石にされてしまったドラえもん、「ドラえもん」のエピソード「未知とのそうぐう機」に登場した宇宙人・ハルバル、ひみつ道具のころばし屋、キー坊など至るところにキャラクターが潜んでいる。潜伏場所は、ぜひとも自分で探してみてほしい。

カフェでは「大長編ドラえもん」にちなんだ新メニューが登場。「のび太の海底鬼岩城」の食事シーンを再現した「ドラえもんのジャンボバーベキュー」、「のび太の宇宙開拓史」に登場するタマゴ鳥を模したデザート「たまご鳥パンナコッタ」、「のび太の恐竜」ピー助の卵をイメージした「ピー助のたまごプリン」など趣向を凝らしたフードがずらり。またお茶専門店ルピシアと共同開発した、どら焼き味がする不思議な紅茶の葉っぱも限定販売する。

お土産を扱うショップコーナーも、原画展に合わせて「大長編ドラえもん」グッズを新たにラインナップ。各作品の複製原画、ポストカード、ステッカーセットなどを販売する。さらに1月下旬から2月にかけてはオリジナルBOX入りの「Tシャツ 大長編」、2月中旬からは「カンバッチ缶入りクッキー 大長編柄」と、新作グッズも続々と投下されていくため、藤子・Fファンは2013年もミュージアムに通いつめることになりそうだ。

「大長編ドラえもん」原画展第1期展示作品

「のび太の宇宙開拓史」「のび太の大魔境」「のび太の海底鬼岩城」「のび太の魔界大冒険」「のび太の宇宙小戦争」

「大長編ドラえもん」原画展第2期展示作品

「のび太と鉄人兵団」「のび太と竜の騎士」「のび太の日本誕生」「のび太とアニマル惑星」「のび太のドラビアンナイト」

「大長編ドラえもん」原画展第3期展示作品

「のび太と雲の王国」「のび太とブリキの迷宮」「のび太と夢幻三剣士」「のび太の創世日記」「のび太の銀河超特急」

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