本日7月6日に発売されたダ・ヴィンチ8月号(メディアファクトリー)では、「JOJO=JAPAN」と題し、
マンガ家がダ・ヴィンチの表紙に登場するのは、創刊以来初めて。同誌の表紙ではお気に入りの本を持つのがルールだが、荒木はイギリスの児童文学「チョコレート工場の秘密」とスティーヴン・キングの代表作「ミザリー」の2冊を持参した。ロングインタビューではこの2冊について語っているほか、「ジョジョ」シリーズを第1部から振り返っている。
巻頭には荒木と歌舞伎役者・尾上菊之助の異色対談を収録。ジョジョ立ちする2人の写真を交え、互いの内に宿る「JAPAN」が語られた。そのほか日本のトップクリエイターがジョジョの世界を表現する「JOJO×Japanese Creators」のコーナーでは、名和晃平が制作したジャイロ・ツェペリの彫刻、武田双雲によるジョジョの世界観を表した書、清川あさみによる徐倫の“美女採集”が公開された。“美女採集”とは写真に刺繍をほどこすもので、作品では徐倫のイラストにキラキラとした蜘蛛の巣がコラージュされている。
「JOJO's Japanese Soul」と題されたコーナーでは、ビジュアル、古武道、血族、女性観の4つの観点から、「ジョジョ」の底流に流れる日本的要素を読み解いていく。またケンドーコバヤシや中川翔子ら著名人が「ジョジョ」の名言をピックアップした。
そして100巻を越える「ジョジョ」シリーズ、今から読むのを尻込みしている人にはうれしい、「最初に読むなら第◯部!?」のページも。それぞれの部をキーワードを交え解説しているので、気になるところから読み始めてみるのも手だ。50ページ以上にもわたる大ボリュームの特集、ファンならずとも必携の1冊となっている。
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