「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト第1弾「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第1章」が、本日4月5日より劇場上映をスタート。新宿ピカデリーでは初日舞台挨拶が行われた。
舞台挨拶には泉野明役の
実写版の3代目特車二課を演じる際に、アニメなどで描かれてきた初代メンバーをどれくらい意識したかを尋ねられると、真野は「かなり悩んだのですが、私が演じるのは野明ではなく明なので、アニメやマンガは観ないで撮影に臨みました」と明かした。同じく前作には触れていなかったという太田は、「今になって、ファミリー劇場でアニメを観ています。おもしろいですね……」と語り、観客の笑いを誘う一幕も。
また前作のイメージを持って現場に入ったという田尻やしおつかも、結局それを捨てて新しい役を作っていったことを告白。対して千葉は「シバは僕なので、役作りはしていませんね」と笑ったが、「自分が整備班長になって、先代の榊班長が言っていたことがよくわかる」としみじみと話した。また筧も「役作りにはすごく悩み、先代の後藤隊長の設定や経歴をパソコンでまとめたりしましたが、現場ではすべて無駄でした」と笑いながら語り、「隊員と同じ時間を過ごすことで役を作り上げました」と回想した。
また主演を務めながらも、キャストの中ではいちばん年下で、不安もあったという真野は「皆でがんばってきて、こうして沢山の方が来てくださり、本当に嬉しいです」と話しながら声を詰まらせてしまう。すると筧が「よし、もっと泣け!」とはやし立てつつ「ほら、フラッシュフラッシュ!」と報道陣を仕切りだし、場内は暖かい笑いと拍手に包まれた。
押井は撮影について「長く作っていたら予算を大幅にオーバーしてしまった」と笑いながら話したが、「お金をかけないと本当に楽しいものはできないし、真面目にやらないとお客さんに笑ってもらえない」と、自らの仕事に信念を見せる。そして最後にキャストに向け「過酷な撮影によく応えてくれて、本当に感謝しています。ありがとう」とねぎらいの言葉を述べた。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、2014年から2015年にかけ、全13話を7章に分けて劇場公開。第0話と第1話を収録したシリーズ第1章は、新宿ピカデリーほかにて2週間限定で上映される。さらに2015年のゴールデンウィークには長編作品も発表される予定だ。
■「THE NEXT GENERATION パトレイバー」第1章 予告
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