ミュージカル「舞妓はレディ」唯月ふうか&平方元基インタビュー|博多に立ち上がる京都の花街!舞妓を夢見る少女のシンデレラストーリー

ミュージカル「舞妓はレディ」稽古場より

キャストからメッセージ

唯月ふうか(西郷春子役)
唯月ふうか(西郷春子役)

着物でのお芝居やダンス、京ことばに津軽弁に鹿児島弁と初めてのことにたくさん挑戦させていただき、舞台に立っているのがまだ想像できないくらい必死でお稽古しています。春子を見習ってあきらめずにがんばりますので、ぜひとも劇場におこしやす~!

榊原郁恵(千春役)
榊原郁恵(千春役)

私が演じる千春は、お茶屋をしっかりと仕切る女将さん。スカウトキャラバンのときから見てきた唯月ふうかちゃんと同じ舞台に立つというのも、とっても楽しみ! 彼女の勢いに負けないようパワフルに演じますので、ご期待ください。(※「榊」は”木へんに神”が正式表記)

平方元基(京野法嗣役)
平方元基(京野法嗣役)

僕の地元・博多で開催される「舞妓はレディ」。誰もがほんわかと幸せな気分になれるミュージカルなので、構えすぎず気軽に観に来ていただけるとうれしいです。一緒に春子ちゃんを応援しましょう!

湖月わたる(里春役)
湖月わたる(里春役)

「舞妓」の世界は、女性だけの芸の世界で、宝塚と共通する部分も多いです。蘭ちゃん(蘭乃はな)を相手役に、私が男役に扮してのシーンもあるので、宝塚時代から培ってきたすべてを爆発させたいと思っています!

蘭乃はな(百春役)
蘭乃はな(百春役)

今回私が演じる百春は“アラサーの舞妓”。もうその存在自体がコメディなので、クスッと湧き出るおもしろみを引き出せるよう、自然体で演じられたらと思っています。千穐楽までどうぞ、おたのもうします!

辰巳琢郎(北野織吉役)
辰巳琢郎(北野織吉役)

各キャストが持ち味を出せる、とてもよく練られた台本だと感じています。映画ももちろん素晴らしいですが、舞台版も素晴らしいものが仕上がる予感! 京都弁にあふれる作品の中で実は関西人は僕1人。博多の地に京都の風を吹かせたいです。

多田愛佳(福葉役)
多田愛佳(福葉役)

着物でのお芝居など初挑戦のことも多いですが、やりがいがあります! 片山陽加ちゃんと歌う舞台版オリジナル曲は、全体の中でも一番テンションが高く、皆さんにのってもらえる曲。楽しんでいただけたらうれしいです。

片山陽加(福名役)
片山陽加(福名役)

初挑戦の日舞には苦戦していますが、AKB時代の同期であるあいちゃん(多田愛佳)と協力し、お稽古に励んでいます。物語にスパイスを効かせ、より華やかにする存在として“アルバイト舞妓”を演じられたらと思っています。

土屋シオン(西野秋平役)
土屋シオン(西野秋平役)

周防監督作品の大ファンなので、出演できることがとても光栄です! 歌も楽しいナンバーが多く、稽古場で自分が出演していないシーンではお客さんのように楽しんでしまっています。京野センセの弟子・秋平を繊細に丁寧に演じたいです。

唯月ふうか
左から湖月わたる、唯月ふうか、蘭乃はな。
左から唯月ふうか、榊原郁恵。
左から平方元基、唯月ふうか。
左から谷口浩久、湖月わたる。
左から土屋シオン、唯月ふうか、蘭乃はな。
左から榊原郁恵、唯月ふうか。
左から辰巳琢郎、蘭乃はな、榊原郁恵、唯月ふうか、湖月わたる、平方元基。
ミュージカル「舞妓はレディ」
2018年3月4日(日)~20日(火)
福岡県 博多座
「舞妓はレディ」

原作:周防正行 / アルタミラピクチャーズ
脚色:堀越真
演出:寺﨑秀臣
作曲・編曲:周防義和
音楽監督:佐藤泰将
出演:唯月ふうか、榊原郁恵(※「榊」は”木へんに神”が正式表記)、平方元基、湖月わたる、蘭乃はな、辰巳琢郎 / 多田愛佳、片山陽加、土屋シオン ほか

あらすじ

舞台は京都。花街・下八軒(しもはちけん)にある老舗お茶屋・万寿楽(ばんすらく)に、「舞妓になりたい」という少女・春子がやってくる。コテコテの鹿児島弁と津軽弁を話す春子を、女将の千春は追い返そうとするが、言語学者の京野が春子に興味を抱いたことから彼女の運命は一転する。京野は「春子に美しい京ことばをマスターさせてみせる」と宣言し、春子は晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になる。厳しくも優しい花街の人々に見守られ、舞妓になりたい一心で稽古に励む春子。彼女は数々の困難を乗り越え、“ほんまもんの舞妓”になることができるのか?