ナタリー PowerPush - 乃木坂46

 秋元真夏に訊きたい46のコト

乃木坂46特集第3弾は、今年10月に芸能活動を再開させた秋元真夏のロングインタビュー。事前に46の質問をぶつけ、その回答をもとにインタビューを行った。乃木坂46のオーディション合格後に学業への専念を理由に芸能活動を休止した約1年間、彼女はどのように過ごしてきたのか。そして着々と成長を続けていた乃木坂46のことをどう思っていたのか。柔らかな空気を放ちつつも、その回答からは彼女の芯の強さを感じることができた。

また今回の取材では、クリスマス間近ということでケーキ作りにも挑戦。フォトギャラリーとともに彼女の魅力に触れてほしい。

取材・文 / 西廣智一 撮影 / 笹森健一 企画 / 富樫奈緒子
撮影協力 / 下北沢TiSSUE

秋元真夏への46の質問

アイドルは好きだけど自分がなるとは思ってなかった

──まず子供の頃の話から訊かせてください。アンケートで「新しいワンピースを買ってもらったら近所の家のピンポンを押して『見て見て!』ってみせびらかしたりする子でした」と答えていますが、小さな頃からみんなに注目されるのが好きだった?

秋元真夏

そうですね。その頃はちょっと調子に乗ってやってたんだと思います(笑)。だって親しくもない近所の人をいきなり訪ねて、「これ買ってもらったの。似合う?」って訊いてたんですから。皆さん「あ、かわいいよ」って言ってくれるんですけど、ちょっとびっくりしてたと思います。

──あははは(笑)。その頃はどういう遊びをしてましたか?

シール交換にハマっていて、新しいシールをいっぱい買っては友達と交換してました。あとはモーニング娘。さんがすごく大好きだったので、そのトレーディングカードを集めてたんですよ。

──秋元さんは好きなアーティストとしてモーニング娘。やSPEEDを挙げていますが、その頃からアイドルに興味があったんですか?

アイドルは好きでしたけど、まさか自分が歌う側になるとは本当に思ってなくて。自分でもびっくりしてるぐらいです。

──芸能界にも入りたいとは思ってなかった?

いえ、ずっと興味はあったんです。最初はアナウンサーになりたいと思っていたんですけど、倍率がすごく高いっていうことを知ってすぐに諦めて。それで女優さんとかいろんな道を考えてたんですけど……まさか自分がアイドルになるとは全く考えてなくて。

──じゃあ憧れの人に新垣結衣さんを挙げたのも、彼女みたいになりたいから?

そうですね。バラエティ番組にも出て、女優さんもやって、歌手としてもCDを出して、いろんな活動ができていいなと思って。あと、あのホワッとした雰囲気がすごく好きで憧れるんです。

──乃木坂46に入る前は、何かオーディションを受けたことはありました?

いえ、乃木坂が初めてです。

──なぜ受けてみようと思ったんですか?

うーん。なんか私、直感で動くんですよ。乃木坂のオーディションがあることを知ったときも直感で「よし、受けてみよう」と思って、応募締切日に携帯で自分の写真を撮って応募しました。

──じゃあ本当に偶然なんですね。

たまたまテレビでオーディションのことを知って送ったからここにいるんです。去年の8月にオーディションがあってから、生活の全てが変わって。あのとき送ってなかったら、また違う道にいますよね。

人前に出るのは好きだけどすぐ緊張する

──オーディション初体験は緊張しましたか?

はい。歌の審査のとき、最初の歌詞を間違えて1人で笑っちゃったぐらい緊張しました。周りの人から見たらガチガチすぎて、「なにこの子、大丈夫?」って思われてたんじゃないかと。だから自分が選ばれたのが今でも不思議です。

──なんで自分が選ばれたんだと思います?

うーん……自分に自信が全くないわけではないですけど、でも選ばれた理由が本当にわからなくて。謎だらけです。

──小さい頃から人見知りせずに近所の家を訪ねたり、直感でオーディションを受けたり、それこそ学生時代は生徒会長をやっていたそうですし、元々積極的な性格なんですかね?

あ、そうかもしれないですね。普段はちょっと消極的に見えるみたいなんですけど。でも私、生徒会長になりたいと思ったら自分から立候補しちゃうんです。それに人前に立って話したりすることもやってみたいと思って。

──じゃあ人前で話すことは慣れてる?

いや、それが全然違って。人前に出るのは好きだけどいちいち緊張しちゃって、気持ちと行動が伴ってないんですよ(笑)。生徒会長をやってたときもマイクを持つ手が震えて、泣いてるみたいな声でしゃべってたから、後輩から本気で心配されたんです。

乃木坂が活躍してるのを観るたび泣いていた

──昨年の8月に乃木坂46のオーディションに合格したものの、学業専念のため活動を休止しなければならなくなりました。秋元さんが休んでいる間に乃木坂46はテレビのレギュラー番組が始まったりCDデビューが決まったり、順調に活動を続けていましたが、そんな乃木坂46のことをどう思ってましたか?

秋元真夏

テレビに出てるのを観たらすごく複雑な気持ちだったんですよ。オーディションに合格したときに暫定選抜メンバーに選んでいただいたんですけど、「もしあのまま活動できていたら自分もあそこにいられたかもしれないのに」って考えたら気持ちがどんどん暗くなっちゃって。乃木坂が活躍してるのを観るたびに泣いちゃって、受験が終わるまではテレビとか観ないようにしてました。

──アンケートの中でも「極力、乃木坂のことは考えないようにしてた」と書いてますね。

メンバーのブログが始まったのも知ってたんですけど、そういうのを観ちゃうと本当にいちいち泣けてきちゃって。あのときは乃木坂の情報を全部断ちきりたかったんです。でもオリコンチャートで1位を獲ったとかそういう連絡がメールで届いたときは、まだ自分が本格的に参加してるグループじゃないけど、そのグループがどんどん成長しているのが純粋にうれしかったです。

ニューシングル「制服のマネキン」/ 2012年12月19日発売 / Sony Music Records
Type-A [CD+DVD] / 1600円 / SRCL-8201~2
Type-B [CD+DVD] / 1600円 / SRCL-8203~4
Type-C [CD+DVD] / 1600円 / SRCL-8205~6
通常盤 [CD] / 1000円 / SRCL-8207
アニメ盤 [CD] / 1300円 / SRCL-8208
Type-A CD収録曲
  1. 制服のマネキン
  2. 指望遠鏡
  3. やさしさなら間に合ってる
  4. 制服のマネキン(off vocal ver.)
  5. 指望遠鏡(off vocal ver.)
  6. やさしさなら間に合ってる(off vocal ver.)
Type-B CD収録曲
  1. 制服のマネキン
  2. 指望遠鏡
  3. ここじゃないどこか
  4. 制服のマネキン(off vocal ver.)
  5. 指望遠鏡(off vocal ver.)
  6. ここじゃないどこか(off vocal ver.)
Type-C CD収録曲
  1. 制服のマネキン
  2. 指望遠鏡
  3. 春のメロディー
  4. 制服のマネキン(off vocal ver.)
  5. 指望遠鏡(off vocal ver.)
  6. 春のメロディー(off vocal ver.)
通常盤 CD収録曲
  1. 制服のマネキン
  2. 指望遠鏡
  3. 渋谷ブルース
  4. 制服のマネキン(off vocal ver.)
  5. 指望遠鏡(off vocal ver.)
  6. 渋谷ブルース(off vocal ver.)
アニメ盤 CD収録曲
  1. 制服のマネキン
  2. 指望遠鏡
  3. 指望遠鏡~アニメ版~
  4. 制服のマネキン(off vocal ver.)
  5. 指望遠鏡(off vocal ver.)

乃木坂46 (のぎざかふぉーてぃしっくす)

2011年8月に「AKB48の公式ライバル」として誕生したアイドルグループ。グループ名の「乃木坂」は最終オーディション会場の「SME乃木坂ビル」、「46」は「AKB48より人数が少なくても負けないという意気込み」に由来する。総合プロデュースはAKB48同様、秋元康が担当。全国規模のオーディションにより、3万8934人の応募の中からスターティングメンバーとして33人が選出された。2012年2月にシングル「ぐるぐるカーテン」で待望のメジャーデビュー。オリコンウィークリーチャートで初登場2位を記録し、20万枚を超えるセールスを記録した。同年5月には2ndシングル「おいでシャンプー」、8月には3rdシングル「走れ!Bicycle」を発売し、ともにオリコンウィークリーチャート1位を獲得。12月に待望の4thシングル「制服のマネキン」をリリースする。