MISIA念願の海外ツアー「DISCOTHEQUE ASIA」開幕

2008年9月2日 14:00 1 音楽ナタリー編集部

8月30日、MISIA初のアジアツアー「DISCOTHEQUE ASIA」が台湾・台北市「台北世界貿易中心南港展覧館（TWTC Nangang Exhibition Hall）にて幕を開けた。

MISIAとは？

長崎県生まれの女性シンガー。1998年2月にシングル「つつみ込むように…」でデビューした。同年6月に発表した1stアルバム「Mother Father Brother Sister」は200万枚以上を売り上げ、R&Bブームの火付け役となる。2000年発表のシングル「Everything」はドラマ主題歌に使用され、こちらも200万枚を超えるセールスを記録した。2023年にデビュー25周年を迎え、全国アリーナツアー「25th Anniversary MISIA THE GREAT HOPE」を開催。9都市23公演で20万人を動員した。10月には東大寺でのライブイベント「PEACEFUL PARK」、11月からは全国アリーナツアー「星空のライヴ」を開催予定。9月には配信シングル「傷だらけの王者」「愛をありがとう」を2作同時リリースした。

パワフルな歌声で台湾のファンを魅了したMISIA。9月13日にはアジアツアー2戦目、シンガポール公演が控えている。

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昨年行われた台湾・新荘体育館公演では台湾でも大ヒットした「Everything」「そばにいて…」といったバラード曲に人気が集まったが、今回MISIAは男性ダンサー7人とバンドを引き連れたダンサブルなステージを展開。約1万人のファンが集結したフロアはまさに「DISCOTHEQUE ASIA」と言うべき盛り上がりを見せた。

曲間に挟まれるMCでは、MISIAはそのほとんどを中国語でこなした。地元マスコミは彼女の発音の良さを大絶賛。さらに自身の楽曲の一部を中国語で披露すると、客席からはこの日一番の大歓声が上がった。

ツアーはこの後シンガポール、ソウル、香港、上海と合計5公演を実施。さらに12月20日からは日本国内のアリーナ9会場で計14公演を予定している。

また、台湾公演が行われた8月30日より新曲「Catch the Rainbow」の日本およびアジア各国での一斉配信がスタート。日本の歌姫からアジアの歌姫へ、世界をまたにかけたMISIAの活躍に期待しよう。

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