何年か前に「聖☆おにいさん」を読んでいたという森山は、作品について「中に盛り込まれている宗教的な小ネタがどれもわかるだけにたまらなく、これは日本ならではの距離感だなと感じた」とコメント。また「この自分にとって新しい現場をブッダ演じる源ちゃんとのコンビネーションも含めてとにかく楽しめればいいなと思っています」と意気込みを語った。一方、星野も新刊が発売される度に購入するほどのファンだったといい、「二人が相手を思いやりながら生活している。ある意味、すごく人間的で普遍的な話」と作品の印象を述べている。
「聖☆おにいさん」は、東京・立川でアパートをシェアし、下界でバカンスを過ごすブッダとイエスのコンビを描いたコメディで、モーニング・ツー(講談社)にて連載中。来春の映画公開に先駆け、12月3日に発売される単行本8巻には、アニメDVD付き特装版が用意される。
イエス役・森山未來コメント
源ちゃんとはまたどこかで仕事をしたいなぁと思っていたんですが、こういった巡り合せもなかなかに乙なもんだなと。小学生の頃、初めて読んだ伝記物は「キリスト」でした。中学生の頃、手塚治虫さんの「旧約聖書物語」や「ブッダ」に触れていました。「聖☆おにいさん」は何年か前に人からのすすめで単行本で読ませて頂いたんですが、中に盛り込まれている宗教的な小ネタがどれもわかるだけにたまらなく、これは日本ならではの距離感だなと感じた記憶があります。イエスを演じるどうこうというより、とにかくアニメーションに言葉を乗せるという行為自体が初めてなので、この自分にとって新しい現場をブッダ演じる源ちゃんとのコンビネーションも含めてとにかく楽しめればいいなと思っています。
ブッダ役・星野源コメント
元々アニメが大好きなので、お話をいただいた時は本当に嬉しかったです。高雄さんが演出された作品はリアルタイムで観ていましたし、「聖☆おにいさん」も新巻が出れば買っていました。違う価値観の二人が一緒に暮らしているのがすごく好きです。人間は皆ばらばらなのだ、と常々思っていたんですが、天界も同じだったのかと(笑)。でもその二人が相手を思いやりながら生活している。ある意味、すごく人間的で普遍的な話だなと思っていました。自分とお金に厳しく、シルクスクリーンが好きなブッダとして生きられるよう、頑張りたいと思います。収録が本当に楽しみです。
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