映画ナタリー PowerPush - ナタリー×「龍三と七人の子分たち」
ジジいいね! 龍三と七人の応援団
EXILE / 三代目 J Soul Brothers NAOTO編
経験や体を生かしてアクションがやりたい
──今後、お芝居も積極的にやっていきたいですか。
そうですね。どんどんやっていきたいと思っています。お笑いの道を目指していたぐらいなので、コメディもやってみたいですけど、体が動かせるんで、まず挑戦したいのはアクションですね。ずっとアクション映画が好きで、小さい頃から真似ごとをやってきましたし、自らの経験や体を生かしてやれると思うので、アクションがやりたいですね。刀を使った日本の伝統的な殺陣もやりたいですし、カンフーアクションみたいなものにも興味があります。
──どういうアクション映画が好きなんですか?
子供の頃からジャッキー・チェンを観て、その後ジェット・リーを観て、さかのぼってブルース・リーも。ほかにも、「ダイ・ハード」みたいなドッカン系、ブルース・ウィリスとかシュワちゃんとか。「七人の侍」みたいに、日本のカッコいい、リアルな侍の姿が観られるものもいいですね。あと、インドネシアのアクション映画「ザ・レイド」を観てものすごい衝撃を受けました。
──去年、日本の俳優も参加した続編の「ザ・レイド GOKUDO」もありましたね。
え、続編? 日本の役者さんも出てるんですか? 知らなかった……出たかったなぁ。「ザ・レイド」、ヤバくないですか? 日本でもああいうアクション映画があるといいですよね。「るろうに剣心」みたいな殺陣のすごい映画も出てきましたし。
──北野武監督も「座頭市」で時代劇アクションをやっていましたから、NAOTOさんが北野映画でアクションというのも夢じゃないんじゃないですか。
いやぁ、そんなそんな。でも北野監督の作品に出させていただけるなら、僕はなんでもやりますよ!
──将来、龍三ぐらいの年齢になったEXILE、三代目 J Soul Brothersのメンバーでも何か映画ができるといいですね。
それいい! めちゃくちゃ面白いですね。全員1列になってこうやって回りたい(「Choo Choo TRAIN」のアレ)と思います(笑)。
「龍三と七人の子分たち」 2015年4月25日 全国公開
70歳の高橋龍三(藤竜也)は、「鬼の龍三」と呼ばれおそれられていた元ヤクザの組長。ある日、オレオレ詐欺に引っかかったことをきっかけに、元暴走族で構成される「京浜連合」と因縁めいた関係になる。詐欺や悪徳商法を繰り返す「京浜連合」にお灸を据えるため、博打好きの兄弟分「若頭のマサ」(近藤正臣)や寸借詐欺で生活する「はばかりのモキチ」(中尾彬)、戦争に行ったこともないのに今でも軍服に身を包む「神風のヤス」(小野寺昭)、ほかにも「早撃ちのマック」「ステッキのイチゾウ」「五寸釘のヒデ」「カミソリのタカ」という異名を持つ仲間たちと「一龍会」を結成。次々に「京浜連合」の活動を妨害していくが……。
スタッフ
監督・脚本・編集:北野武
音楽:鈴木慶一
キャスト
龍三親分:藤竜也
若頭のマサ:近藤正臣
はばかりのモキチ:中尾彬
神風のヤス:小野寺昭
早撃ちのマック:品川徹
ステッキのイチゾウ:樋浦勉
五寸釘のヒデ:伊藤幸純
カミソリのタカ:吉澤健
京浜連合ボス・西:安田顕
京浜連合・北条:矢島健一
京浜連合・徳永:下條アトム
龍三の息子・龍平:勝村政信
キャバクラのママ:萬田久子
マル暴の刑事・村上:ビートたけし
毎週更新!カウントダウン・インタビュー
- ナタリー×「龍三と七人の子分たち」
- EXILE / 三代目 J Soul Brothers NAOTO
- 芸人 大久保佳代子
- マンガ家 清野とおる
- Dream / E-girls Aya
- 監督 北野武
EXILE / 三代目 J Soul Brothers(エグザイル / サンダイメジェイソウルブラザーズ)
NAOTO(ナオト)
1983年8月30日、埼玉県生まれ。20代はじめにダンス修行のため渡米し、ロサンゼルス最大規模のダンスイベント「CARNIVAL」などに出演する。帰国後、浜崎あゆみやAI、BENNIE Kらのバックダンサーを務め、2007年、二代目J Soul Brothersに加入。本場仕込みのダンスが認められ、2009年、EXILEにメンバー入りし、2010年からは三代目 J Soul Brothersのリーダーを兼任している。また役者としても活動し、ドラマ「フレネミー~どぶねずみの街~」で主演を務め、田中光敏監督「サクラサク」では、緒形直人ら実力派俳優と共演を果たした。現在、情報番組「バイキング」の火曜MCを担当。3月25日には、EXILEのニューアルバム「19 -Road to AMAZING WORLD-」がリリースされる。
2015年4月21日更新