ホロコーストを生き抜いた家族の歴史をたどる父娘描く「旅の終わりのたからもの」公開

2

35

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 8 19
  • 8 シェア

1991年のポーランドを舞台に、ホロコーストを生き抜いた父とその娘が家族の歴史をたどる旅路を描いた映画「Treasure」が、「旅の終わりのたからもの」の邦題で2026年1月16日に東京・kino cinéma新宿ほか全国で公開決定。あわせて予告映像、ポスタービジュアル、場面写真が一挙到着した。

「旅の終わりのたからもの」ポスタービジュアル

「旅の終わりのたからもの」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る(全11件)

「旅の終わりのたからもの」場面写真

「旅の終わりのたからもの」場面写真[拡大]

本作は、米ニューヨークで生まれ育った娘ルーシーと、約50年ぶりに祖国へ戻る父エデクが繰り広げるロードムービー。自身のルーツを探るためポーランドでの綿密な旅行計画を立ててきたルーシーは、自由気ままに振る舞いながら次々と計画を妨害するエデクにうんざりしていた。2人はかみ合わないまま、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪問。そこで、エデクは家族の痛ましく壮絶な記憶を語り出すのだった。

「旅の終わりのたからもの」場面写真

「旅の終わりのたからもの」場面写真[拡大]

ドラマ「GIRLS / ガールズ」のレナ・ダナムがルーシーを演じ、プロデューサーとしても参加。エデク役には「ホビット」シリーズのスティーヴン・フライが起用されている。オーストラリアの作家リリー・ブレットによる小説「Too Many Men」をもとに、ドイツ出身の監督ユリア・フォン・ハインツが映画化した。

「旅の終わりのたからもの」場面写真

「旅の終わりのたからもの」場面写真[拡大]

YouTubeで公開された映像には、「故郷よりショパンの生家を見よう」とルーシーの計画を変更するエデクの姿や、ルーシーの「ママと来たかった」という発言にエデクが「ポーランドの旅なんてママには恐怖でしかない」と返すシーン、強制収容所を前に「人が焼ける臭いはもうしないんだな」とつぶやくエデクの表情などが映し出された。ビジュアルには、タクシーの前で見つめ合う父と娘の姿が収められ、2人の旅路を切り取った場面写真は9点解禁された。

「旅の終わりのたからもの」の配給はキノフィルムズが担当する。

映画「旅の終わりのたからもの」予告編

この記事の画像・動画(全11件)

© 2024 SEVEN ELEPHANTS, KINGS&QUEENS FILMPRODUKTION, HAÏKU FILMS

読者の反応

  • 2

映画ナタリー @eiga_natalie

ホロコーストを生き抜いた家族の歴史をたどる父娘の旅「旅の終わりのたからもの」公開🧳

レナ・ダナム(ドラマ「GIRLS / ガールズ」)
スティーヴン・フライ(「ホビット」シリーズ)が共演

🔻詳細はこちら(写真10枚 / 予告編あり)
https://t.co/2OtuNVg2kX

#旅の終わりのたからもの https://t.co/omADBdVgCV

コメントを読む(2件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 レナ・ダナム / スティーヴン・フライ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。