紙切れの一文が運命を動かす?竹田ダニエル「フォーチュンクッキー」を推薦

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映画「フォーチュンクッキー」を鑑賞したライター・研究者の竹田ダニエルによる推薦コメントが到着。あわせて予告編がYouTubeで解禁された。

「フォーチュンクッキー」より、アナイタ・ワリ・ザダ演じる主人公のドニヤ

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「フォーチュンクッキー」ポスタービジュアル

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本作は単調な生活を送っていた孤独な女性が、クッキーのメッセージに自分の電話番号をこっそり忍ばせる物語。予告には、母国アフガニスタンから移住してきたばかりのドニヤの憂鬱な毎日が切り取られた。ある日、勤め先のフォーチュンクッキー工場で占いメッセージを書く仕事を任されたドニヤ。彼女は自分の名前と電話番号、そして「どうしようもなく幸せになりたい」と書いたメッセージを紛れ込ませるのだった。

「フォーチュンクッキー」場面写真

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アフガニタン出身のアナイタ・ワリ・ザダがドニヤを演じ、自動車整備士のダニエル役でドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイトが出演。前作「Land(原題)」が第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品されたババク・ジャラリが監督を務めた。

「フォーチュンクッキー」場面写真

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「フォーチュンクッキー」場面写真

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舞台となるのは米カリフォルニア州の中規模都市で、テスラの工場やIT企業が立ち並ぶフリーモント。同じカリフォルニア出身の竹田は「フォーチュンクッキーに書かれた『運命の言葉』を、あなたはデタラメだと思うかもしれない。でもその紙切れに書かれた一文が、運命を動かすきっかけになるかもしれない。ここではない、もう少しマシなどこかへ、連れて行ってくれるかもしれない。出会いと希望さえ、信じていれば」とコメントを寄せた。

「フォーチュンクッキー」は6月27日より東京・シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。

映画「フォーチュンクッキー」予告編

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