相米が1993年に発表した「お引越し」は、両親の別居から家族の危機に揺れる小学6年生の少女・レンコを描いた作品。
12月21日に東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下で行われる先行上映イベントには、黒沢、
「
「お引越し」「夏の庭 The Friends」4Kデジタルリマスター版 予告編
「お引越し」「夏の庭 The Friends」4Kリマスター版公開記念特別イベント
2024年12月21日(土)東京都 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
13:00~「お引越し(4Kデジタルリマスター版)」上映
15:40~「夏の庭 The Friends(4Kリマスター版)」上映
17:40~ トークイベント
ゲスト:黒沢清、行定勲、瀬田なつき、森井勇佑、山中瑶子
聞き手:金原由佳(映画ジャーナリスト)
料金:4000円均一
山下敦弘(映画監督)コメント
映画全体に張り詰める緊張感は観ているこちらを心地良く疲れさせ、
身体に残った残像で、再度映画を自分の中で構築する事の出来る “相米映画”は
映画でしか出来ない何かで満たされている。
だから、この二作品を観て何も感じない人は別に映画じゃなくてもいい人たちなのだと思う。
今泉力哉(映画監督)コメント
相米さんの映画は、人が、
特にこどもたちが生き生きしていて、それが好きです。
「夏の庭 The Friends」が特に好き。
このまえ鶴瓶さんにお会いした時に聞いた
相米さんの話がとってもすてきでした。
足立紳(脚本家 / 映画監督)コメント
立川談志さんが「ションベン・ライダー」をご覧になったときの言葉だったと思うのですが、
「この監督は必死になってなにかをつかもうとしているような気がする」というような感想を
何かの本の中でおっしゃっていました。
僕には相米慎二監督の作品を語れるような言葉がないので、
人の言葉をお借りしてしまいますが、
相米監督の映画はすべてが本当にそうだと思います。
森井勇佑(映画監督)コメント
相米慎二の映画は役者の映画だ。
三國連太郎とか桜田淳子とか田畑智子とか、尋常ではない。
凄まじい映画表現の嵐を、役者という存在が常に凌駕している。
生きていることそのものが映っている。それにひたすら感動する。
清原惟(映画監督 / 映像作家)コメント
映画というパレットに描く監督の手先がこれほどまでに見えるのに、
風や光や湿度がそこにあったと思えるのはどうしてなのだろう。
相米慎二監督の作品は、目線よりも、記憶に近い。
tAk @mifu75
黒沢清、行定勲らが相米慎二を語らう「お引越し」「夏の庭」4K版イベント開催 https://t.co/Jh7RXLcuN4