シネマスコーレで野本梢の特集上映、根矢涼香・二田絢乃・藤原麻希・橋本紗也加ら来場

映画監督・野本梢の特集上映「Rest Rooms3」が愛知・名古屋の映画館シネマスコーレで1月13日から15日まで開催される。

上映されるのは、未公開作「シオリとミサキ」「それでも-A-」「それでも-B-」など。清水崇が総合監修した「スマホラー」から、野本が監督を務めた4作品がスクリーンにかけられる。

野本が連日登壇するトークショーも開催。Netflixシリーズ「極悪女王」でデビル雅美を演じた根矢涼香、第18回田辺・弁慶映画祭で俳優賞を受賞した二田絢乃、野本の初期作から出演を続ける藤原麻希、橋本紗也加ら多くのキャストが来場する予定だ。

上映スケジュールや作品概要は以下の通り。

野本梢監督特集「Rest Rooms3」

2025年1月13日（月・祝）～15日（水）愛知県 シネマスコーレ
チケット（当日券のみ）：一般 1700円 / 学生 1300円 / 会員 1300円

上映スケジュール

1月13日（月・祝）

「シオリとミサキ」
スマホラー「殖える」
「それでも-A-」
＜ゲスト＞
橋本紗也加、藤原麻希

1月14日（火）

「それでも-B-」
「嘘でもいいから」MV（「愛のくだらない」ver.）
「次は何に生まれましょうか」
スマホラー「笑う」
＜ゲスト＞
根矢涼香

1月15日（水）

スマホラー「追いやる」
「鳥人」MV（「3653の旅」ver.）
「シオリとミサキ」
スマホラー「堕ちる」
＜ゲスト＞
二田絢乃

作品概要

「シオリとミサキ」（38分）

出演：橋本紗也加、藤原麻希、長尾卓磨、二田絢乃、笠松七海
ストーリー：史織と同棲していた彼・透は図書館に本を返しに行くと言って家を出てから戻ってきていない。そんなとき、透がよく口にしていたフレーズや2人の思い出と重なる描写をつづった動画を発見。その動画の制作を依頼したと思われる詩人みさきのもとを、史織はファンのふりをして訪れる。

「次は何に生まれましょうか」（25分）

出演：根矢涼香、天白奏音、笠松七海、森恵美、山下ケイジ、橋本美和、高木悠衣、村田啓治、稲村美桜子
ストーリー：シングルマザーの聡美は娘の望結（みゆ）がほかの子たちと少し違うことに苦悩しつつも誰にも相談できずにいた。親に叱責され、担任の先生に泣きつかれ、聡美は苛立ちがつのり、ついに望結に当たってしまう。

「それでも-A-」（13分）

出演：近藤賢悟、横内翔平、今野新菜、盛井雅司

「それでも-B-」（13分）

出演：石渡啓介、成本花蓮、今野新菜、盛井雅司

ストーリー：カフェで店長を務める大原は、バイトスタッフ・弓山がシフト希望をなかなか出してくれないものの、強く催促することができず、オーナーには「優しすぎる」と嫌味を言われる始末。締め切りを守れない弓山も自分に嫌気が差している。スケジュール管理が苦手なデザイナー南。他者にイライラしがちなオーナー黒木。それでも変わりたい、それでも信じてみたいと思う、おかしな人間模様を描いた物語。

「嘘でもいいから」MV（「愛のくだらない」特別ver.）（10分）

楽曲：工藤ちゃん
出演：藤原麻希、岡安章介（ななめ45°）、橋本紗也加、根矢涼香、鈴木達也、露口祐斗
解説：シンガーソングライター工藤ちゃんの楽曲「嘘でもいいから」を映画「愛のくだらない」の本編映像と「愛のくだらない」の前日譚となるシーンを撮り下ろして融合させたミュージックビデオ。

「鳥人」MV（「3653の旅」ver.）（10分）

楽曲：Knuckle Head
出演：中村更紗、二田絢乃、卯ノ原圭吾、鈴木達也、坂巻佑、多田浩志、美桜子、生見司織
ストーリー：東日本大震災から10年。故郷石巻を離れ、埼玉のリフォーム会社に勤めている玲の気がかりは、部屋にこもりがちな幼なじみ・凪。玲は、凪を埼玉へ連れ出すため、同僚の祐太と石巻を訪れる。祐太が指令通り凪との仲を深める中で、玲は今も行方のわからない母と過ごした日々を思い出していく。玲と凪が抱く、それぞれの過去への向き合い方、それぞれの未来への向き合い方。そこに生じる2人の心の掛け違いが、あの日と今を引き寄せる。

スマホラー「殖える」（7分）

出演：森田想、赤間麻里子、辻岡甚佐、橋本紗也加

スマホラー「笑う」（8分）

出演：笠松七海、寺坂光恵、岬ミレホ

スマホラー「追いやる」（2分）

出演：小宮一葉、諏訪結衣、冨田智

スマホラー「堕ちる」（4分）

出演：野島健矢、佐藤杏、櫻井健人、大倉空人、村田凪、平澤由理、桑名悠