本作は25年前に極道の父が暗殺されて以来、離ればなれになりながらも固い絆でつながる百鬼(なぎり)3兄弟を描いたヒューマンバイオレンス映画。「日本統一」の山口が長男・百鬼峻、監督・脚本・プロデューサーも担う崔が百鬼組を継ぐ次男・百鬼要、「ある用務員」の福士が大阪で一目置かれる三男・百鬼湊を演じている。
崔は「自分が表現したいこと、伝えたいことをふんだんに詰め込んだ作品ではありますが、観て頂いたお客様に少しでも、家族の絆とは? 人生の厳しさとは? アイデンティティとは? 生きる喜びとは? そのようなことを考えてもらえたら幸いです」とコメント。さらに「映画はフィクションではありますが、僕の中では僕の人生と表裏一体です。どうぞお楽しみ下さい」とつづっている。配給は渋谷プロダクションが担当。
崔哲浩 コメント
この作品が全国で公開されるのを嬉しく思います。自分が表現したいこと、伝えたいことをふんだんに詰め込んだ作品ではありますが、観て頂いたお客様に少しでも、家族の絆とは? 人生の厳しさとは? アイデンティティとは? 生きる喜びとは? そのようなことを考えてもらえたら幸いです。この作品は、僕にとっても生きるとは何なのかということを考える機会になりました。脚本を執筆していく中で、いろいろなキャラクター、生き様、在り方、様々な世界観が頭に浮かんできました。そして、個々の力ではどうしても抗えない運命であったり、宿命であったり…。
今回、山口祥行さんと福士誠治さんと3兄弟を演じさせて頂きました。
山口さんは、圧倒的なアクションに目が行きがちですが、日本で最も演技が上手い役者さんだと思っています。空間把握能力、相手を引き上げつつ自分の個性をぶつける。細部における芝居神経はもはやどこの神の領域か検討もつかない位です。山口さん演じる百鬼峻の存在感にご期待頂ければと思います!
ドラマ、映画で活躍する福士さんは、カリスマ性とチャーミングさを兼ね備えた稀有な役者さんです。大阪で名を揚げているという設定の百鬼湊にピッタリと思い、出演して頂きました。
また、その演技の実力はさることながら、役者としての在り方そのものが憧れで、当て書きさせて頂いた三浦浩一さん、「役者はこうあるべきだ」という常識を覆し、常に「表現とは何か?」を追求し、感動と触発を与えて下さる渡辺哲さん、独特の世界観をお持ちで、主演、脇役に関わらず映画にいつも最高の華を添える津田寛治さん、そして、師匠であり、時には父親でもあり、「こんな人間になりたい」と常に目標にしてきた大先輩である金守珍さんらにも出演して頂き、身に余る光栄です。
映画はフィクションではありますが、僕の中では僕の人生と表裏一体です。どうぞお楽しみ下さい。
山口祥行の映画作品
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