お笑いコンビ・
ラランド・ニシダの浪人経験から紡いだ物語を描く「点」では、ニシダが自ら原案・脚本を担当。相方のサーヤが主演し、
ニシダは自身の浪人時代を振り返りながら「あの瞬間には嘘偽りのない努力があったように思います」とコメントをつづり、サーヤは「ララチューンでは異例の“ボケ0”です! いつもの下ネタを楽しみにしてくれている皆様には申し訳ないですが、今苦しくて仕方がない誰か1人にでも届けば幸いです!」と呼びかけた。松本は「撮影では、ニシダさんが書かれた台詞をサーヤさんがとても繊細に演じられていて、“あかり”という役がどんどん立体的になっていく様子に高揚感を覚えました。ラランドさんとの作品づくりはエネルギッシュで刺激的で、充実した時間でした」と述懐している。
ニシダ コメント
もう一年頑張りたい。その誓いに嘘はなかったはず。自分はもっと出来るヤツだったはず。自分自身に裏切られる。頑張れない。妥協しておけば良かった。苦しい。死にたい。
情けない自分と向き合って向き合って向き合った後に訪れる、努力の発火点。頑張らなきゃ。頑張れた。明日も頑張れそう。わたしが浪人生だった時は、そんな感じだった気がします。結果大学に行って、火は消えてしまったけれど。あの瞬間には嘘偽りのない努力があったように思います。
サーヤ コメント
私たちのYouTubeのコメント欄にはよく、受験生や浪人生から色々なメッセージが届きます。辛いなかで私たちのコンテンツが唯一の楽しみだとか、合格したら会いに行きますだとか、そういった声に目を通している時に思い出しました。点数をつけられる時期特有のしんどさ、アルファベットで簡単に自分のレベルが決まる恐ろしさ。私たちもあの頃の緊張感を明確に覚えていて、いまだに夢に出てくることがあります。そんな繊細な時期に我々を支えとしてくれた子たちに向けて、真剣にひとつ作品を送り出したいなと思い、この短編映画の制作に至りました。
ニシダが浪人時代の経験をまっすぐ脚本に落とし込んでくれたので、私も丁寧に演じることにしました。ララチューンでは異例の“ボケ0”です! いつもの下ネタを楽しみにしてくれている皆様には申し訳ないですが、今苦しくて仕方がない誰か1人にでも届けば幸いです!
松本花奈 コメント
ちょうど1年前の春にお声がけ頂き、そこからじっくり時間をかけて脚本を練り、物語を紡いでいきました。脚本には、ニシダさんが浪人生時代に実際に感じられていた想いが沢山盛り込まれていて、胸がギュッとなりました。撮影では、ニシダさんが書かれた台詞をサーヤさんがとても繊細に演じられていて、“あかり”という役がどんどん立体的になっていく様子に高揚感を覚えました。ラランドさんとの作品づくりはエネルギッシュで刺激的で、充実した時間でした。
すべての努力が報われるわけでは決してないことは、私自身もよく分かっています。それでも、報われるまで頑張り続ける姿はとてつもなくカッコいいものだと感じてもらえたら嬉しいです。
河村花 コメント
子供と大人の狭間のような、
でも大人にならなきゃいけないともがいている自分にとって、とても刺さる作品でした。
友人や環境が変化していくのを目の当たりにした時の寂しさや居心地の悪さがリアルで、
多くの方が共感する場面に
出会えるのではないかと思います。
脚本を書かれたニシダさんの作る言葉や空気感が面白かったです。私はその中でサーヤさん演じるあかりの友人、美波を演じさせていただきました。
サーヤさんとの掛け合いのシーンが多く、役を通して全力でぶつかり合えたことがすごく嬉しかったです。
観た方の背中をしっかりと押してくれる作品だと思います。
阪田マサノブ コメント
お疲れ様です。主人公の父親役を演じさせていただきました。出張らず突き放さず静かに見守ってる、そんなお父さん像をイメージして臨みました。ラランドさんの漫才のようにシニカルな視座がありつつ観終わったあとに元気が湧いてくる……そんな作品だと思います。出番がないときにロケ現場でスタッフさんらと一緒に黙々と機材など荷物の搬出を手伝っておられるニシダさんのお姿も印象的でした。ぜひ楽しんでください。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
ラランド・ニシダ脚本、サーヤ主演の“ボケ0”映画がYouTubeで公開 監督は松本花奈 https://t.co/SqD7ZgG6I6
“ラランド・ニシダの浪人経験から紡いだ物語を描く「点」では、ニシダが自ら原案・脚本を担当。相方のサーヤが主演し、河村花、大原海輝、湊あす香、阪田マサノブらが脇を固める”