「どうする家康」新キャストで松本若菜、森崎ウィン、原菜乃華、岐洲匠ら8名発表

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松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」より、松本若菜森崎ウィン原菜乃華岐洲匠木村多江鳴海唯村雨辰剛なだぎ武の出演が発表された。

「どうする家康」新キャスト。左上から時計回りに松本若菜、森崎ウィン、原菜乃華、村雨辰剛、鳴海唯、木村多江。

「どうする家康」新キャスト。左上から時計回りに松本若菜、森崎ウィン、原菜乃華、村雨辰剛、鳴海唯、木村多江。

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古沢良太が脚本を手がけ、徳川家康の生涯を描く本作。松本若菜は家康の側室にして同志・阿茶局、森崎は徳川家二代将軍・秀忠、原は秀忠と正室・江の長女である千姫、岐洲は家康の次男であり人質として豊臣家に送られた結城秀康を演じる。木村は石川数正を支えた糟糠の妻・鍋役、鳴海は本多忠勝の娘・稲役、村雨は日本に漂着した英国生まれの航海士・三浦按針ことウィリアム・アダムス役、なだぎは江戸の都市計画を担う代官・伊奈忠次役で起用された。

松本若菜は阿茶局について「はっきりとした男性社会の中で、家康と戦を共にするほど信頼があり、地頭の良さを持ち、側室であり側近でもある当時には珍しい、今で言うところのバリキャリな女性というイメージです」と説明し、「現場ではスタッフさんも演者さんも、松本さんを愛称で“殿”と呼んでおられ、実際に対峙させていただいたら本当に殿に相応しい出立ちで、とても心強く感じました」とコメント。森崎は「秀忠は僕と近いところがあるのかなと勝手に親近感が湧いているので、僕の中に秘めている明るさだったりを役を通して出していけたらいいなと思っております」とつづっている。そのほかの出演者のコメントは下記の通り。

「どうする家康」はNHK総合で毎週日曜20時よりオンエア。NHK BSプレミアム、BS4Kでも放映されている。

松本若菜 コメント

阿茶局役の松本若菜。

阿茶局役の松本若菜。[拡大]

演じる人物の印象は?

私の印象としては、強くて家康に深い愛情を持っている女性です。家康亡き後も後継人を任されるほど、家康そして徳川家からの信頼が厚く才覚があるところにフォーカスが当たりがちですが、それだけではなく、家康を側室として支えた阿茶局の多彩な表情を深い想いで演じたいと思っています。

阿茶に対して持っていたイメージは?

今でも語り継がれるほどの魅力の多い女性で、歴史好きの方に人気があることは私の周りからも耳にします。当時も憧れを持つ人は多かったのかもしれませんね。
はっきりとした男性社会の中で、家康と戦を共にするほど信頼があり、地頭の良さを持ち、側室であり側近でもある当時には珍しい、今で言うところのバリキャリな女性というイメージです。

大河への初出演は、3年前の「麒麟がくる」。撮影で記憶に残っていること、思い出に残っていることは?

「麒麟がくる」では、初の大河ドラマということもあり、嬉しさと緊張が入り混じった感覚の中、於大の方についてたくさん調べ撮影に臨んだのを覚えています。
兎に角、家族が私以上に大喜びしてくれたのが、とても嬉しかったです。

古沢作品の魅力をどんなところに感じる? また「どうする家康」で楽しみにしていることは?

古沢さんの作品は、どれも中毒性の高いものが多い気がします。現に私もその1人で、点と点が線になっていく過程がとても好きです。今作品では、甲本雅裕さん演じる夏目広次の伏線が回収されたときの震えと感動を思い出すと、何度でも観返したくなります。やはり中毒性が高いです(笑)。
阿茶局の側室と側近の両方を演じられることが嬉しく、とても楽しみにしています。

家康役の松本潤と芝居をして感じたことや、今後楽しみにしていることは?

現場ではスタッフさんも演者さんも、松本さんを愛称で“殿”と呼んでおられ、実際に対峙させていただいたら本当に殿に相応しい出立ちで、とても心強く感じました。
オンエア(放送)で見ていた「どうする家康」とクランクインのときの「どうする家康」の時差がかなりあり、背景やキャラクターの強さや想いが全くの別物になっていました。そのギャップを埋めるのに、たくさんの映像や資料を見て、自分のイメージと現場の温度感を擦り合わせていく作業がとても楽しくやりがいを感じております。
松本潤さんと私(松本若菜)のように、出演者で同じ姓の方が何人もいらっしゃいます。何人いるかクレジットで探してみるといった裏の楽しみ方もありますよ(笑)。
阿茶局として精一杯生きたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

森崎ウィン コメント

徳川秀忠役の森崎ウィン。

徳川秀忠役の森崎ウィン。[拡大]

演じる人物の印象は?

当時の戦国武将の中でも秀忠は比較的柔らかくて、家臣からの信頼も厚い人だったのではないかと思います。しかし武将としては力強さに欠ける部分もあるのかなというイメージです。今回途中から参加するということもあり、ストーリー的にだんだん空気が重くなっていると思うのですが、秀忠が登場することで一瞬ふっと雰囲気が明るくなればいいなと思います。秀忠は僕と近いところがあるのかなと勝手に親近感が湧いているので、僕の中に秘めている明るさだったりを役を通して出していけたらいいなと思っております。

今回が大河ドラマ初出演。大河に持っていた印象は?

10歳の時にミャンマーから日本に来て、そこで初めて「大河ドラマ」を知りました。ミャンマーにも時代劇というものはあったので、日本でも時代劇は人気なんだという印象を持ちました。それから芸能界に入り、大河ドラマの凄さや偉大さ、豪華俳優陣が集結して、大作を作り上げるものなんだと知り、いつしか大河ドラマに出演するというのが自分の目標のひとつになっていました。今回初めて大河ドラマに出演し、実在した人物を演じるので責任感も大きいですが、このお話をいただけたことは純粋に嬉しいですし、これからの撮影が非常に楽しみです。

古沢作品にも初出演。好きな作品は?

「コンフィデンスマンJP」シリーズが大好きですね。奇想天外な物語の運び方、出てくるひとりひとりのキャラクターの濃さ、絶妙なコメディータッチの所が観ていて本当にワクワクしますね。ですので今回、古沢さんの脚本で演じられる事、非常に楽しみでございます。

家康役の松本潤との収録で楽しみにしていることは?

松本さんとご一緒するのは今回が初めてですし、僕としてはミャンマーから日本に来て、テレビの中の人というイメージがあったので、その方と対面してお芝居が出来るというのは本当に喜ばしいことでございます。先日の衣装合わせでちらっとお会いしたのですが、背中で語る方なのかなと感じたので、父の背中を見て育つじゃないですけど、役も相まって自分もちゃんと松本さんの背中を見て最後まで座長について行きたいなと思います。

原菜乃華 コメント

千姫役の原菜乃華。

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演じる人物の印象は?

初めての時代劇で初めての大河ドラマでもあるので、とても楽しみでもあり、緊張もしています。千姫は、時代に翻弄され、波乱の人生を歩んだというイメージがあります。穏やかさや可憐さの中にもブレない芯のある強い女性だと感じたので、千姫の魅力を精一杯表現出来るよう頑張ります。

今回が大河ドラマ初出演。大河に持っていた印象は?

「鎌倉殿の13人」は家族全員で毎週楽しく観させて頂いていました。元々鎌倉時代のドロドロした人間模様が好きなのですが、コメディ要素も強くて、魅力的なキャラクター達の会話劇に毎回引き込まれていました。

初めて時代劇に出演するにあたって

お着物やかつらを付けてのお芝居が初めてなので、不安もありますが、ずっと時代劇に出演してみたかったので、キャストの皆さんの背中をみて沢山勉強させて頂きたいなと思っています。

好きな古沢作品は?

古沢さん脚本の「リーガル・ハイ」という作品が本当に大好きで、初めてドラマにハマった作品であり、お芝居を頑張りたいと思ったきっかけの作品であります。小学生時代、セリフを丸暗記して1人芝居をして遊んでいた位、私の中で殿堂入りしている特別な作品です。 その頃からいつか古沢さんの作品に出演するのが夢でしたので、叶えることが出来てとても嬉しいです。

共演を楽しみにしている人

初回から一視聴者として楽しく見させて頂いていたので、やはり松本潤さん演じる徳川家康に早くお会いしたいという気持ちが強いです。

岐洲匠 コメント

結城秀康役の岐洲匠。

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演じる人物の印象は?

結城秀康は家康の次男として生まれながらも、2代将軍にはなれなかった人物です。でも、武芸だけでなく義も厚く、豊臣家に人質として養子に入った後も、秀吉がその才覚を認め、後継者になる可能性があったと聞きました。鶴松が誕生した事によって、結城家を継ぐことになりますが、波乱の人生であっても、強く逞しくあり続けた彼は本当にカッコいい人だと思います。先日、結城秀康の位牌所である、森巖寺にもお参りしてきました。下北沢の住宅街にポツンと立っていて、とても綺麗なところでした。
歴史ある大河ドラマに出演できることは、とても光栄で身が引き締まる思いですが、事前準備も含めて、自分にやれる事をやって、後悔のないよう挑みます! よろしくお願いします。

木村多江 コメント

鍋役の木村多江。

鍋役の木村多江。[拡大]

出演オファーを受けたときの気持ち

親孝行ができるし、素晴らしい俳優の方々とご一緒できる機会、何か学べたらと楽しみでした。

演じる人物の印象は?

夫の数正さんは常に命をかけて戦っているので、癒しであり、彼の前では安定してる人、また、寡黙なので、彼を理解しようと努力し、寄り添っている人と役をとらえ、現場では数正さんと演じる松重さんのあらゆる感情を受け止めて、寄り添うことを大切にしていました。

「平清盛」以来、11年ぶりの大河出演。久々に大河のスタジオに来た感想は?

タイムスリップしたようで楽しく、スタッフの方々の細やかな職人技に支えていただき、とても役に入りやすく、以前も同じように感じたことを思い出しました。

好きな古沢作品は?

「外事警察」は、本当の現実でも、何かに追われてるようなハラハラの気持ちが止まらなくなるほどハマっていました。
また映画の「キサラギ」も、ストーリー展開が大好きで何度も拝見しています。

夫・石川数正役の松重豊と共演した感想

久々の共演でしたが、削ぎ落としていく芝居をしながらその人を語る、ということを学ばせていただき、また、とても日常的で、でも自分の中でジーンとくるシーンも2人で作ることができ、素敵な思い出になっています。

鳴海唯 コメント

稲役の鳴海唯。

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演じる人物の印象は?

出演が決まった時は、本当に嬉しく、徳川家の一員として出演させていただけることに身の引き締まる思いでした。稲は徳川四天王とまで言われた本田忠勝を父に持つ女性で、その血を存分に引き継いだ、勇敢で信念のある女性という印象を受けました。真田家に嫁ぐという決心に至るまでの葛藤や父への想いなど、父の背中を見て育ってきたからこその表現ができたらと思いました。また、稲の少女ならではのわがままな部分やお茶目な部分も描かれているので、そういったところも意識しながら、少女から1人の女性として成長する様子を丁寧に演じようと思いました。

今回が大河ドラマ初出演。大河に持っていた印象は?

俳優であれば誰もが憧れる大舞台で、老若男女問わず長年愛され続けているドラマという印象です。「軍師官兵衛」は、小さい頃父と一緒に見た、最初の大河ドラマでした。とても印象に残っています。

初めて時代劇に出演するにあたって

大河ドラマへの出演も初めてですが、時代劇の出演も初めてだったので、とても緊張しました。所作、言葉遣い、髪型など、どれをとっても新鮮で刺激的でした。昔の時代の言葉に憧れがあったので、自分のセリフを見た時、嬉しくてワクワクが止まりませんでした。

好きな古沢作品は?

コメディ作品が大好きなので、リーガルハイやコンフィデンスマンJPなどが大好きです。 どのキャラクターもいきいきしていて、いつか古沢さんの作品に出たい!と思っていたので今回念願叶い、とても嬉しかったです。

父・忠勝役の山田裕貴とは朝ドラ「なつぞら」でも共演。今回、親子役で共演した感想は?

「なつぞら」では義理の兄と妹という関係性で、同じシーンが少なかったので今回親子役として改めてご一緒させていただけて光栄でした。山田さんの父としての佇まいが素晴らしくて自然と作中では描かれていない、父と娘の時間を想像することができました。

村雨辰剛 コメント

ウィリアム・アダムス役の村雨辰剛。

ウィリアム・アダムス役の村雨辰剛。[拡大]

演じる人物の印象は?

三浦安針の存在は、もちろん以前から知っていました。日本に漂流して、日本人になって士分まであがったと言う事で、私は帰化人としてお手本にしている歴史人物です。大変尊敬しています。徳川家康題材の大河ドラマがあった際に、三浦安針の役があるなら是非演じさせて頂きたいとずっと思っていました。
僕が日本に来て、「日本人」として生きていく覚悟や思いを三浦按針と重ね合わせて見ると共通点がたくさんあると思いました。異国の地でその国の国籍を持って生きていくのは言葉では言い表せない大変さがあります。現代社会ではグローバル化によって自然に生きていけることも多いですが、江戸時代ではアダムスの苦悩も多かったのではと想像します。そんなアダムスが残した大きな功績を思うと感銘を受けます。

今回が大河ドラマ初出演。大河に持っていた印象は?

私は歴史が好きで、大河ドラマもいくつか見ました。
お気に入りの作品は「天地人」です。戦国時代で信念を貫いた上杉謙信の生き方と、強い精神が詰まったドラマであるからこそとても記憶に残っていると思います。
毎年大河ドラマが作られている事自体が日本歴史の豊かさを物語っています。今回はその「文化」に携わる事ができて、大変光栄に思います。

これから始まる撮影で、楽しみにしていること

熱望していた三浦安針役をいただけたことに心から感謝と、感激でいっぱいです! アダムスが残した徳川家康の外交顧問としての功績をしっかりと視聴者の方に伝えていけるように頑張ります!

なだぎ武 コメント

伊奈忠次役のなだぎ武。

伊奈忠次役のなだぎ武。[拡大]

演じる人物の印象は?

埼玉県北足立郡伊奈町の町名の由来となった人物、今までその功績をあまり知らずにいたので、今回伊奈忠次と言う人物を知ると共に、自分が伊奈役をやらせて頂く事が面白くもあり楽しみでもあります。新しいものを敏感に受け取り、すぐさま【創る】という作業に取り掛かれる行動力は、「笑い」においても必要な部分。伊奈忠次を演じて知る、全てにおいて通ずる大事なモノ。勉強になります! 伊奈様!

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