サイバー戦争の脅威描くドラマ「GCHQ:英国サイバー諜報局」日本上陸

英国諜報機関・GCHQを舞台に現代のサイバー戦争の脅威を描くサスペンスドラマ「The Undeclared War」が、「GCHQ：英国サイバー諜報局」の邦題で日本上陸。7月3日よりスターチャンネルEXで独占配信され、8月15日よりBS10 スターチャンネルで放送される。

GCHQ（政府通信本部）はイギリスの諜報、サイバー、セキュリティ機関。前身はGCCS（政府暗号学校）で第2次世界大戦時に天才数学者アラン・チューリングが中心となりドイツ軍の暗号「エニグマ」の解読に成功したことで知られている。

「GCHQ：英国サイバー諜報局」は総選挙を控えた2024年を舞台に、GCHQのサイバー諜報員チームとロシアのハッカーたちの攻防を描くサスペンス。現代のサイバー戦争を調査したうえで、ハッキングやフェイクニュース、ロシアによる他国の選挙介入、機密情報のリークなどの実態を徹底したリアリティで紡ぐ。主人公はロンドン大学でコンピューターサイエンスを学び、GCHQのマルウェア課のインターンの座を勝ち取ったサーラ・パーヴィン。しかし出勤初日、ロシアがイギリスの2大通信社の1つにサイバー攻撃を仕掛け、英国中のインターネットや通信システムがダウンする緊急事態が発生してしまう。

「バービー」の公開を控える新星ハナー・ハリーク＝ブラウンが天才Webコーダーのサーラを演じたほか、GCHQ作戦本部長役にサイモン・ペッグ、老練のGCHQ職員にマーク・ライランスといった英国俳優たちが名を連ねた。クリエイターを務めたのは「ウルフ・ホール －愛と陰謀のイングランド」「ザ・ステイト ～虚像の国」といったミニシリーズを多数手がけてきたピーター・コズミンスキー。現在、予告編がYouTubeで公開中だ。

全6話の「GCHQ：英国サイバー諜報局」を配信するスターチャンネルEXでは、7月3日より毎週月曜に1話ずつ更新。BS10 スターチャンネルでは字幕版が8月15日より毎週火曜23時から、吹替版が8月18日より毎週金曜22時からオンエアされる。