映像作家・斎藤大地の新旧35mm作品を1週間限定上映、本人登壇ティーチインも

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カナダのモントリオールを拠点に活動する映像作家・斎藤大地の新作「earthearthearth」が、本人の来日に合わせて日本初公開。過去作とあわせ、東京のシアター・イメージフォーラムで7月2日から8日にかけて1週間限定上映される。

「earthearthearth」

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「earthearthearth 斎藤大地 特集上映」ビジュアル

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日本に生まれた斎藤は、アメリカで文学と哲学、インドでヒンディー語とサンスクリット語を学んだのち、モントリオールで映画作家としての道を歩み始めた。2004年に実験映画の展示や制作を専門とするアーティスト集団「ダブル・ネガティブ」を創設。10年以上にわたってモントリオールの映画作家コミュニティで活動し、米フィルムコメント誌が選ぶ「21世紀の映像作家」では第3位に選ばれている。

「統辞の樹木、範列の葉」

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「帰還のエングラム」

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このたび上映されるのは3本の35mmフィルム作品。モントリオールのモンロワイヤル公園のカエデを視覚的なモチーフとした「統辞の樹木、範列の葉」、2016年のロッテルダム映画祭短編部門で大賞に輝いた「帰還のエングラム」、チリとアルゼンチンの国境にあるアタカマ砂漠の風景を16mmで撮影し35mmにブローアップした「earthearthearth」がラインナップされた。7月2日の上映終了後には斎藤によるティーチインが行われる。

earthearthearth 斎藤大地 特集上映

2022年7月2日(土)~8日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム
料金:一般 1200円 / 大学・専門学生 1000円 / シニア 1000円 / 会員 1000円(同伴1名まで同額割引) / 障害者 1000円(付添い1名まで同額割引)
<上映作品>
「統辞の樹木、範列の葉」
「帰還のエングラム」
「earthearthearth」

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