111の映画を紐解くドキュメンタリー、監督が思い語る「1本の中でマルチバースを」

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ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」より、監督を務めたマーク・カズンズのインタビューが到着した。

「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」

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「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」ポスター

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本作は、2010年から2021年に公開された映画111本に焦点を当て、制作背景やその内容を紐解くドキュメンタリー。カズンズは「どのようにして映像を選び、編集したのか?」という問いに「2010年から2021年はめまぐるしい社会の変化、テクノロジーの進化とともに、映画を取り巻く環境や表現手法が劇的に変わったタイミングだと思う。だから本作では、この期間に上映された作品の中からピックアップしようと思った」と語る。続けて「“本当に新しいことに挑戦している”と感じた作品だけを集めると決めた。例えば、GoPro(小型カメラ)を多用して偶発性に任せて撮られた斬新かつ独創的な映像美が話題だったドキュメンタリー『リヴァイアサン』みたいなね」とこだわりを明かす。

マーク・カズンズ

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また作品の登場順にも言及。「自分の仕事はみんなを驚かせることだと思っている。この作品を観る人たちが、次に何が語られるのかとワクワクしてもらえたらうれしい」「1本の作品の中でマルチバースを作り出したいと思った」と述べ、「冒頭シーンの『ジョーカー』から『アナと雪の女王』につながるシーンと解説は、これまで誰もやったことがないんじゃないかな」と自負する。そして「劇中で取り上げた“アイデンティティ”というテーマに注目すると、観ている人は『あの作品が出てくるんじゃないか』と予想できるかもしれない。でも僕は観客が跳び上がってしまうくらいビックリさせたい。散歩に連れ出されたような気分を味わってほしい」と期待を込めた。

「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」は6月10日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。

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(c)Story of Film Ltd 2020

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にっく🥩 @YYRUKAzzzzz

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