ドラマ「じゃない方の彼女」のオンライン記者会見が行われ、キャストの
“家族で観られる不倫ドラマ”をコンセプトにした本作は、“じゃない方”として特に目立つことのない人生を歩んできた真面目な既婚男性が、妻“じゃない”女性に振り回される不倫コメディ。濱田演じる大学の准教授・小谷雅也が、教え子の女子大生に翻弄されていく。山下が天然魔性系女子大生の怜子、そして小西真奈美が真面目な雅也を明るく支える美人妻・麗を演じた。
濱田は主演として「不倫という言葉の持つネガティブなパワーが強い。コメディとして、その高い壁に立ち向かっている感じです」と現場の雰囲気を明かす。「なかなか今までにないジャンル。こういう題材に立ち向かっている僕ら自身のことも笑ってもらえるとうれしい」と期待を込める。山下は「怜子ちゃんが雅也を(不倫の)沼に引きずり下ろす話」と紹介。役作りに関しては「女子大生として、20歳以上歳の離れた大学の先生から、どうやったら魅力的に見てもらえるか考えていて。子供っぽく見られすぎないように、でも若さゆえの勢いは大切。どうやって沼に落とせるかを考えています」と明かす。
計算して男性を魅了するあざといタイプではなく、ナチュラルな態度で人を惹き付ける怜子。濱田は初共演となった山下に「すごい難役。あざとくならないように計算しても、あざとさは考え始めた時点で生まれかねない。怜子はそれを乗り越えてる」と賞賛の言葉を送る。山下は「普通に生きていたら、なかなか経験できない修羅場ばかり。そういったときの雅也さんの行動や表情が面白くて。濱田さんは追い詰められたときの行動が日本で一番面白い人だと思ってます」と語った。
最初に企画を聞き「“じゃない方”として生きてきてよかった」と思ったという濱田。会見では「自分が“じゃない方”と感じた瞬間は」という質問も飛んだ。濱田は「日々痛感しております」と切り出し「雅也はいろんなチョイスを間違っていく男。女性から好意を向けられるシーンが多くて、それは僕のキャリアでもなかなかなかった。いつものように高嶺の花を狙ってフラれるほうが楽だなと思います。結局、“じゃない方”だった」と笑いを誘う。山下は大人数グループのメンバーならではの事情を告白。「歌番組でカメラが自分に向いてると思ってキメ顔をしてたけど後ろの子が撮られてたり、前から応援してくださってた方が最近入った子のファンになってたり(笑)。ふと気付いた瞬間に心に穴が空くような。たまーに“じゃない方”と感じることはあります」と冗談交じりに打ち明けた。
秋元康が企画・原作を担当した「じゃない方の彼女」は10月11日よりテレビ東京ほかで放送。監督を三木康一郎、根本和政、岸川正史が務め、脚本を服部隆、モラル、青塚美穂が手がける。
じゃない方の彼女
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
2021年10月11日(月)スタート 毎週月曜 23:06~
※地上波放送終了後、ひかりTVとParaviで配信
濱田岳の映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
濱田岳&山下美月が“じゃない方”と感じた瞬間とは?不倫コメディドラマの会見で告白
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