TBSが「パラサイト」「愛の不時着」生んだ韓国の大手エンタメ企業CJ ENMと提携

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TBSが韓国の総合エンタテインメント企業・CJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)と、戦略的パートナーシップ協定を締結することで合意。本日6月15日に発表した。

TBS(左)とCJ ENM(右)のロゴ。

TBS(左)とCJ ENM(右)のロゴ。

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「愛の不時着」CultureDepot. (c) STUDIO DRAGON Corp. ALL RIGHTS RESERVED.

「愛の不時着」CultureDepot. (c) STUDIO DRAGON Corp. ALL RIGHTS RESERVED.[拡大]

CJ ENMは放送、映画、音楽、ライブ、アニメーション、動画配信サービスなど、エンタテインメント業界全般において多様なビジネスを展開している韓国最大のコンテンツ企業。アカデミー賞作品賞を含む4部門を受賞した「パラサイト 半地下の家族」をはじめ、数多くの韓国映画を企画、制作、配給してきた。日本では2020年に同社の作品を集めた特集上映「CJゾーンの映画たち2020」も開催。またグループ企業のスタジオドラゴンは「愛の不時着」「サイコだけど大丈夫」「Sweet Home -俺と世界の絶望-」などNetflixで配信され話題を読んだ韓流ドラマの制作会社としても知られる。

番組の共同制作を含む今回の戦略的パートナーシップ協定。TBSは今回の提携によって、グローバル市場をターゲットとしたドラマやバラエティ、映画などのコンテンツ開発・制作を目指す。音楽や演劇などのライブエンタテインメント、アニメ・マンガといった双方が強みを持つさまざまな分野での協業に加え、クリエイターの人材交流といった多角的な取り組みも共同で推進していくという。

今回の取り組みについて、TBS専務取締役の菅井龍夫は「世界のマーケットへの進出・拡大が急務であり、TBSグループの優れたクリエイターと、世界で実績のあるCJグループとのシナジーによって、新たな世界戦略コンテンツが生まれることに期待している」とコメント。CJ ENMの映画やドラマを統括する副社長チェ・ジンヒは「日韓を代表するコンテンツ企業である両社の制作力を生かし、グローバル市場を目標に多様なコンテンツを提供する予定だ。またCJ ENMはグローバルコンテンツパートナー社との協業を通して、グローバル市場に向けたコンテンツの提供を継続する予定だ」と述べている。

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