将棋界の最高位にあたる九段を有し、羽海野チカのマンガ「3月のライオン」の監修も務める棋士・先崎学の手記をもとにした本作。2017年夏にうつ病を発症した先崎は、妻の支えもあり、壮絶な闘病の末に再び将棋に挑戦するが、病気が原因でルールをまったく理解できなくなっていた。先崎に安田が扮し、囲碁のプロ棋士でもある妻・繭を内田有紀が演じた。
土屋は「視聴者の皆様がこのドラマで本物の将棋の世界に入り込むのを、なるべく邪魔しないように、専門的なご指導のもと、精一杯対局シーンに挑ませて頂きました」とコメント。鈴木も「同年代の活躍されている方を演じさせてもらえること、すごく嬉しく思っています」と述べている。
「うつ病九段」は12月20日にNHK BSプレミアムで放送。「宣戦布告」の小松與志子が脚本を手がけ、オーディオドラマ「SMILE!」の吉田浩樹が演出を担当した。
特集ドラマ「うつ病九段」
NHK BSプレミアム 2020年12月20日(日)21:00~22:29
土屋伸之 コメント
「永世七冠」で将棋の歴史を塗り替えた最強の棋士であると同時に、日本一偉大なメガネ人「永世メガネ」の称号を持つ羽生善治さんを演じさせて頂くというのは、我々メガネ芸能人にとって最も栄誉な事であります。
視聴者の皆様がこのドラマで本物の将棋の世界に入り込むのを、なるべく邪魔しないように、専門的なご指導のもと、精一杯対局シーンに挑ませて頂きましたので、どうぞあたたかく見守ってください。
鈴木福 コメント
今回、藤井聡太棋士の役として、同年代の活躍されている方を演じさせてもらえること、すごく嬉しく思っています。監督からは似ていると言われ、撮影でもより寄せられるよう動画を見て練習しました(笑)。
少しのシーンでしたが、将棋の練習もしてすごく楽しかったです。
磯智明(制作統括)コメント
実在する方を演じるのは、俳優にとってハードルが高いことだと思います。しかも羽生善治さん、藤井聡太さんという天才棋士を演じるのならば尚更です。「うつ病九段」は、うつ病と格闘した先崎学九段の実話に基づくヒューマンドラマです。土屋さん、鈴木福さんのキャスティングにあたり、単なるモノマネではなく、羽生さん、藤井さんのとても人間臭い部分、温かくどこかユーモラスな感じが、芝居からにじみ出てくると良いなと思いお願いしました。今年も大いに盛り上がった将棋界、その1年の締めくくりにドラマを楽しんで頂ければと思います。
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