特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の陽川咲也 / パトレン2号役で知られる横山。出身地である神奈川・横浜をロケ地とした写真集では、赤レンガ倉庫や氷川丸などの観光地のほか、路地裏やクラブ、カフェでのさまざまな表情が切り取られている。
会見の冒頭で、横山は「作るにあたって関係してくださったすべての方に感謝いたします。わがままもいろいろ聞いてくださって、いろんな思いが詰まった1冊になっています」と伝える。続いて、お気に入りの1枚となった氷川丸の甲板での写真を見ながら、撮影を振り返っていく。自身が「すごい雨男」であることから撮影中は幾度も雨に見舞われたと言い、「いざ甲板で撮ろうと思ったら土砂降り。あきらめかけて撤収しようと思ったら晴れていて、ちょうど濡れていたのでキラキラしていい感じになりました」と語る。マネージャーも雨女であり、横山は「降ってほしくないときに雨が降っていたんですが、マネージャーと『世が世なら私たちは神になれる!』と雨をポジティブに捉えて撮影していました」と笑った。
撮影地に横浜を選んだ理由を問われると、横山は祖母とのエピソードを紹介。「『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の僕のメイン回を観せたんですけど、『で、どこに映ってたの?』と言われてびっくりしました。なんなら俺一番映ってたよ!って(笑)。横浜のなじみの場所で(写真)を撮れば、おばあちゃんも気付いてくれるかなと思ったんです」と述べる。しかし完成を待たずに祖母は亡くなってしまい、横山は「撮影のことを話したり、途中で見せても大丈夫な写真を見せたりしていました。両親も横浜出身で僕のルーツだからこそ、横浜で撮ってよかったなと思います」としみじみ語った。
観光地以外では、居酒屋が軒を連ねる日ノ出町などでも撮影地に選んだ。「横浜にはみなとみらいや元町のキラキラした印象があると思うんですけど、日ノ出町のような雰囲気がある町でも撮らせていただきました。横浜の二面性があるところも僕は好きです」とコメント。二面性というキーワードは、写真集のタイトル「りょう」にも込められており「僕の名前と、両面という意味をかけました。特撮の作品を観てくださった方にもいい意味で全然違うなと思ってほしいです。びっくりさせるために作った写真集なので、いろんな思いや考えを少しでも感じ取ってもらえたら幸いです」と述べ、会見を終えた。
なお横山の出演作「
横山涼の映画作品
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横山涼、写真集撮影で土砂降りに見舞われるも「世が世なら神に」とポジティブ思考 - 映画ナタリー https://t.co/3W2Abu8EGM