波津彬子の鏡花イラスト、金沢の文学×アート展で

9月19日より石川近代文学館にて開催される「ブンガク×アート　惹かれあう文字と絵の文学展」に、波津彬子の原画が展示される。

これは文学作品と関係の深い装丁画や挿絵の展示会。会期は前期と後期に分かれ、前期では泉鏡花の三大戯曲「天守物語」「夜叉ヶ池」「海神別荘」をマンガ化した「鏡花夢幻」より数点、後期では泉鏡花、中島敦、モンゴメリらの作品を元に描いた「幻想綺帖」より数点が展示される。

なお波津の代表作「雨柳堂夢咄」の舞台化も決定しており、2010年2月22日（月）～28日（日）に東京・天王洲銀河劇場で、2010年3月3日（水）～4日（木）に大阪・シアター・ドラマシティで公演される予定だ。

ブンガク×アート　惹かれあう文字と絵の文学展

会期：2009年9月19日（土）～11月30日（月）
※前期9月19日（土）～10月23日（金）、後期10月24日（土）～11月30日（月）
開館時間：9:00～17:00（入館は16:30まで）
休館日：会期中無休
会場：石川近代文学館　企画展示室（石川四高記念文化交流館内）
住所：石川県金沢市広坂2-2-5
電話番号：076-262-5464
料金：一般350円、大学生280円、高校生以下無料