日本のコンテンツを世界へ発信する「JDP」会見、「あん」の樹木希林も登壇

1

286

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 6 5
  • 277 シェア

本日5月7日、日本のコンテンツを世界へ発信する新事業、ジャパンデイ プロジェクト(JDP)の発表記者会見が日本外国特派員協会にて行われた。

左から森下美香、小山薫堂、樹木希林、奈良橋陽子。

左から森下美香、小山薫堂、樹木希林、奈良橋陽子。

大きなサイズで見る(全2件)

最初に登場したのは、プロデュースを担当する放送作家の小山薫堂、今年のカンヌ国際映画祭期間中に設置されるセミナー「ジャパン・パビリオン」に登壇するキャスティングディレクターの奈良橋陽子、本プロジェクトのブランディングマネージャーを務める森下美香の3人。第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」で脚本を手がけた小山は、「日本には素晴らしいコンテンツがある。人と人をつなぎ、エンタテインメントの種をまいていきたい」と抱負を語った。また、数々の日本人俳優をハリウッド作品に起用してきた奈良橋は、セミナーについて「日本にはまだまだ知られていない部分がある。もっと世界に知ってもらいたい」と意気込みを述べる。

「あん」のワンシーン。 (c)2015映画『あん』製作委員会/COMMEDESCINEMAS/TWENTYTWENTYVISION/ZDF-ARTE

「あん」のワンシーン。 (c)2015映画『あん』製作委員会/COMMEDESCINEMAS/TWENTYTWENTYVISION/ZDF-ARTE[拡大]

会見終盤には、今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品である「あん」で主演を務めた樹木希林が登壇した。日本人が国際的なスターになるために必要な要素を問われた奈良橋が「やはり演技が重要。あとはどういう役と出会うかも大事」と回答すると、樹木は是枝裕和監督が「海街diary」で広瀬すずに台本を渡さなかったことを明かし、「結局、演技は監督の腕だなと思った」とおなじみの希林節を披露。最後に小山が「売り込まなきゃいけないのはコンテンツを持っている1人ひとり。土壌を作るのが僕の仕事」と語り、会見は終了した。

この記事の画像(全2件)

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

日本のコンテンツを世界へ発信する「JDP」会見、「あん」の樹木希林も登壇 http://t.co/n56wotdmU8 http://t.co/p8PMePCj93

コメントを読む(1件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 樹木希林 / 奈良橋陽子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。