チリの闘い 第三部 民衆の力

あらすじ・ストーリー　チリ政府の混乱により民衆の生活は困窮した。幾万人もの労働者階級の人々で構成された“民衆の力”と呼ばれる組織は、食料生産などを通して闇市場に対抗した。工場や農場を経営し、社会的組織を営み、反アジェンデ政権と右翼に対抗した彼らの姿を記録する。

解説　南米ドキュメンタリー界の巨匠として知られるパトリシオ・グスマン監督による、約4時間半にも及ぶ超大作の第3部。1970年代のチリ政権の混乱の中で構成された“民衆の力”と呼ばれる組織の営みや、ソビエト型社会主義を目指すチリの民衆の姿を映し出す。米『シネアスト』誌で“世界で最も優れた10本の政治映画の1本”とも評された名作だ。

スタッフ	監督：パトリシオ・グスマン