近頃なぜかチャールストン

チカゴロナゼカチャールストン

上映時間:116分 / 製作:1981年(日本) / 配給:ATG=喜八プロ

解説 次郎は行きずりの少女を公園で追いかけ、婦女暴行未遂でブタ箱入り。彼はそこで非行中高年たちと知り合う。この老人たちは自分たちを独立国“ヤマタイ国”の閣僚と称している。翌日、釈放された次郎は、お手伝いのタミ子とヤマタイ国を探すが、何とそこは蒸発中の次郎の父が、彼らに無償で提供した家だった。かくして老人たちと次郎の奇妙な交流が始まる。戦中派の心情をコミカルに描くことに定評のある岡本喜八の作品。高齢化社会と日本の右傾化を、奇想天外な設定で風刺した。カッティングのセンスが喜八タッチの健在を示した。脚本と主演の利重剛は自主映画出身で、PFF1981入選者である。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:岡本喜八

キャスト

利重剛
藤木悠
財津一郎
小沢栄太郎
本田博太郎
田中邦衛
岸田森
古館ゆき
殿山泰司
千石規子