暗黒街の対決
アンコクガイノタイケツ
上映時間:95分 / 製作:1960年(日本) / 配給:東宝
解説 鬼才・岡本喜八が大ヒット作「独立愚連隊」に続いて、再びメガホンを取った“暗黒街”もの。緻密で大胆なカット割り、テンポの早い展開、黒づくめのギャングにコーラスを歌わせるというブラック・ユーモアなど、鬼才ぶりをいかんなく発揮している。またギャング映画のパロディーにとどまらず、善玉のヤクザが着流し姿で悪玉が背広姿といった、のちに任侠映画が作り上げるパターンや西部劇へのオマージュも楽しめる。舞台は暴力団抗争の激しい荒神市。暴力団大岡組と小塚組が、砂利採取の利権をめぐって争っていた。そこへ東京から藤丘刑事が来た。彼は汚職警官としてこの町に左遷させられたのだ。
スタッフ |
監督:岡本喜八 |
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キャスト |