日本での封切り後、劇中に“あるビール”が登場することが話題となった。そこで映画ナタリーはプロデューサーのイアン・クーパーにその理由について質問。以下にクーパーからの回答を掲載する。なお本筋とは関係ないが、映画の中身に触れているため未見の人は注意してほしい。
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“あのビール”の登場理由は…
「ゲット・アウト」「アス」で知られるジョーダン・ピールが監督・脚本を担当した「NOPE/ノープ」。8月26日に公開された同作には、キリンが販売するビール・一番搾りが登場する。鑑賞した多くの人から「なぜ一番搾りが!?」という興奮交じりの疑問の声が上がり、その理由は明かされていなかったが、映画ナタリーはプロデューサーのイアン・クーパーより回答を得ることができた。
クーパーは「キリン一番搾りは完璧なビールで、ジョーダンと私はもっぱらキンキンに冷えた一番搾りを楽しんでいます。私たちは、飲料としてのキリンに惚れ込んでいるのと同時に、缶のデザインも最高傑作だと感じています」と採用の理由を伝え、「撮影を始める前に、私はキリンのヴィンテージのウインドブレーカーを購入し、ジョーダンはそれを着て最初のカメラテストに臨みました」と裏側を語る。また「劇中でOJが日本のビールを好んで飲むというのは、何らかの意味を持つキャラクターの詳細のように感じられました」と人物描写の意図があることも明かした。
一番搾りの採用は単なる気まぐれではなかった。登場シーンを見逃した人は、もう一度劇場に足を運んでみては。
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ビニールタッキー @vinyl_tackey
『NOPE/ノープ』最大の謎がついに明らかに。まさかジョーダン・ピール監督とプロデューサーのイアン・クーパーが愛飲しているからだとは…!
「NOPE/ノープ」あのビールの登場理由が明らかに、プロデューサーが回答 https://t.co/PMlRYsF7FX