ティザービジュアルには主人公の氷川小雪を中心に、安曇美姫、雨宮湊、日野陽太が集合。ティザーPVは人と接するのが苦手であるがゆえか人と距離を取ってしまい、周囲から“怖い”と思われている小雪の登場から始まる。続いて、小雪の幼なじみで人気者の美姫、誰とでもすぐに打ち解ける湊、物腰が柔らかく穏やかな陽太の姿も映し出されていく。
小雪役は
「氷の城壁」は表情や態度、近寄りがたいオーラから“女王”と陰で呼ばれている高校1年生・小雪を軸に展開される青春物語。人と接することが苦手な彼女は、幼なじみの美姫とだけつるみ、基本的には1人で過ごしていた。しかし湊だけはなぜかグイグイ距離を詰めてきて……。のんびり優しい雰囲気の陽太も加わり、高校生4人のもどかしく愛おしい青春模様が展開されていく。
TVアニメ「氷の城壁」ティザーPV
永瀬アンナ(氷川小雪役)コメント
作品の魅力
魅力と言っていいのか、少し違うかもしれませんが、登場人物に自分を重ねて涙がこぼれたのはこの作品が初めてでした。
若者の悩みや葛藤、楽しさや苦しさが繊細に描かれているんです。
中高生の頃に私が感じていた違和感やモヤモヤを言葉にしてくれた気がして、人物の感情や考え方に強く共感しました。
人物同士の不器用なやり取りや、チグハグな距離感の中で、それでも一歩ずつお互いに近づこうとし、つながろうとする主人公たちの姿に胸を打たれました。
役を演じるにあたり意識したこと
静けさの中にこそ、彼女の内に秘めた豊かな感情が垣間見えるように演じました。
小雪は「冷たい」「無関心」と誤解されがちですが、実は人一倍繊細で、感受性にあふれた人物です。
人の心の機微に敏感だからこそ、自分の言葉が誰かに与える影響や、その責任の重さに気づいてしまう。
そして人との関わりに臆病になってしまう。
そんな小雪の内面の揺らぎや葛藤を丁寧にすくい取りながら演じさせていただきました。
和泉風花(安曇美姫役)コメント
作品の魅力
登場人物全員好きになれるとか、なんだか全体的にオシャレとか、挙げたらキリがないくらい魅力の多い作品ですが……! 私は特に「共感できる部分が多い」のが魅力的だと思います。
他者への感情の生まれ方とか、好きになり方、自分との向き合い方、どれも私の中に心当たりがあるようなリアルな質感で描かれていて。
だからこそ登場人物たちの境遇を応援したくなるし、人って一つの要素だけで構成されているわけじゃないよな……だからどのキャラも好きになれるんだな……と原作を読みながら感じておりました。
役を演じるにあたり意識したこと
あっけらかんと明るく!というのが大前提で、あまり深く考えすぎずに、演じるというより「みんなと喋る」というのをいつも以上に意識している気がします。
ただ、一度考え始めてしまうと思考に振り回されるような、まとまらなくて表にドカーンと溢れてしまうんですよね……とにかく飾らずにありのままそこに在れるように務めております!
美姫は私と真逆で本当に「陽」の思考なので、現場で明るいキャストさんとの会話からヒントをいただいたりなどもしました!
千葉翔也(雨宮湊役)コメント
作品の魅力
人間ってそうなんだよなと共感してしまう感情の動きを繊細に拾っている作品。それでいて全体的に明るい空気が漂っているのが不思議なバランスで、ずっとページを捲っていたい世界観が素敵です。
ドラマを作るためにキャラクター像を無理に立てようとしないので自然な雰囲気。
どの人物にも波があり、予想外の動きをするんだけど、全てにちゃんと軸がある印象です。
彼らが幸せに少しでも近づく瞬間があると、胸が熱くなる事間違いなしの作品だと思います。
役を演じるにあたり意識したこと
役作り的に着地点が大事な人物だと思いました。連載が完結している事もあり、最後まで読ませていただいて臨んでいます。
読んだ時の僕自身の感情の動きを忘れないように、高校生の時間の経過速度を体に入れて臨んでいます。
湊像は他者から見た時と本人の自覚と、無自覚でそれぞれ随分乖離しています。
僕が読んだ時に感じた客観的な見え方は忘れず、彼目線での気持ちを大切にする事を常に精査しています。
声で1つの答えを提示するのが憚られる程、僕も湊が大好きですし、正直共感できる部分が多すぎるが故にとても慎重に演じています。
大人から見た高校生という枠に無理やり押し込めることは容易いので、そうならないように、本人の真剣さを汲み取りながら頑張りたいです。
猪股慧士(日野陽太役)コメント
作品の魅力
登場人物たちの思考、友情や恋愛、自意識に葛藤と10代の頃に通った、通っていなくてもきっと共感できる青春時代の感情全てが詰まっていて、まるで自分のことのように感じる丁寧で繊細な心理描写が本作の魅力だと思います。一気読みしてしまうほど、話が分かってても何度でも読みたくなる作品です。
役を演じるにあたり意識したこと
陽太は背の高さのインパクトが最初は強いんですが、性格は穏やかで優しい癒しキャラ。天然でもあります。誰とでも無理のない距離感で接して、安心できる存在といったキャラクターです。そんな陽太も内面には悩みや葛藤が隠れています。作品が高校生のリアルな恋愛青春ドラマなので、人間味ある彼の魅力を等身大として演じられるよう意識しました。
まんきゅう監督コメント
「氷の城壁」で監督をさせていただくことになりました、まんきゅうです。
原作漫画には、10代の学生の心の奥に潜む感情を驚くほど繊細に言語化する力があります。その言葉の強さに導かれて、私たちはアニメーションという形でこの物語を表現します。原作の魅力を余すことなく、そしてアニメだからこそ描ける瞬間を加えて……視聴者の皆さまにお届けします!
楽しみにしていて下さい!
TVアニメ「氷の城壁」
2026年4月よりTBSほかにて放送
スタッフ
原作:
監督:
シリーズ構成:中西やすひろ
キャラクターデザイン:荻野美希
音楽:佐久間奏、田渕夏海
原作協力:マーガレット編集部
アニメーション制作:スタジオKAI
キャスト
氷川小雪:
安曇美姫:
雨宮湊:
日野陽太:
アニメ新番組一覧 @animeshinban
『アニメ「氷の城壁」来年4月放送開始!』 https://t.co/4yW6bNHRbW