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「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) -Beginning-」フィナーレ舞台挨拶の様子。左から伊瀬茉莉也、土屋神葉、黒沢ともよ、新祐樹、川田紳司。
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4月8日深夜より日テレ系30局ネットで放送されるTVアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の劇場先行版として1月17日に公開された「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」は、公開から66日間で興行収入32.9億円、動員200万人を突破。フィナーレ舞台挨拶にはアマテ・ユズリハ役の
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」アンバサダーの土屋がMCを務めテーマに沿ってトークを展開。アンバサダーのたすきを見た黒沢は「すごく似合っている」と絶賛する。一方で土屋は全国同時生中継も入っていることもあり「緊張している。と、ガンダムが言っている」と、シュウジの名セリフを交えてその緊張感を伝えていた。
同作の舞台挨拶に初登壇となった黒沢は、冒頭のシーンについて「ちょっと待ったー!のボタンが欲しくなりました」とその衝撃を表現。さらに「そこから連なる物語がカッコよすぎて。全部キメ顔、全部名セリフで、歌舞伎みたいに掛け声をかけたくなります。シャア・アズナブル~! シャリア~! とか(笑)」と独自の表現で興奮度を語った。同じく舞台挨拶初参加の伊瀬も「私たち出演者も衝撃でした」と冒頭シーンの驚きを語り、「反響はものすごかったのですが、特に業界関係者の視聴率がめちゃくちゃ高かったですね」とその評判にも驚いたそう。黒沢も「(公開当日)別のアフレコ現場にいたのですが、観に行ったほかのキャストさんが入場者特典を見せてくるんです(笑)。それとおばあちゃんが観に行ってくれて、楽しんでくれたみたいでうれしかったです」と振り返った。
演じたキャラクターの話題では伊瀬が、まだ多くは語れないと前置きしつつ「アンキーは見た目からクセが強い。情報量が多かったのですが、鶴巻監督がアフレコ前に物語について説明をしてくださいました。本編でも語られていないアンキーの情報も教えてもらいました」と話す。それを聞いた川田は「あとでこっそり教えて(笑)」とその内容に興味津々の様子。
一方、マチュに関して黒沢は「マニッシュでコケティッシュな女の子と書かれていたのが、最後まで手がかりになりました。アフレコに参加する中でわかったのは、鶴巻監督を知ることがマチュを知るということに直結しているんです。なので、行き詰まったときは鶴巻監督といろいろな話をしました」と、裏話を明かした。
話題は伊瀬、川田、新による“上司ポジション”としての演技についてにもおよぶ。新は「シャアは自分を律しているから、目上の方にも部下にも態度が変わらない」と説明する。川田はシャリアとアンキーの背景を比較しながら、「アンキーは小さい群れを作っているリーダーで、チームに対して責任感がある。一方でシャリアは、ソドンクルーのメンバーに対して、軍事的な上下関係よりも、砕けた口調で言い合える一般の会社組織のような雰囲気がある」と分析した。伊瀬はアンキーに関して「部下だからこう接するというより、アンキーはアンキーとしてただ喋っていた感覚が強いですね。気が置けない関係性」なのではと見解を述べた。
主人公であるマチュの印象に関しては、川田が「(黒沢さんが)マイクの前で、マチュになろうとするエネルギーを感じていて。それで映像を観たときに、そんなマチュと黒沢さんの姿勢が重なった」と感想を伝える。また新は、「マチュは自由さも破天荒さも持っているし、繊細さもあるから、掴みどころがあるようでないと思っていました。殻を破っていきたいと挑んでいく姿勢に、今後どうなるのか期待しちゃいますね」と続ける。伊瀬は、「マニッシュであり、コケティッシュであるという説明と同じように、黒沢ともよであり、マチュであるという感じで、相反するようで表裏一体の存在のように私にも見えていました」と、川田や新の意見に同意。土屋も「ともよさんは素敵な役者さんだなって、いろんなキャラクターを通じて思っています」とその演技へのリスペクトを伝えた。すると黒沢が「と?……」と土屋を見つめ、何かを期待している様子。そんな無茶振りすぐに理解した土屋は「と、ガンダムが言っている」とお決まりのセリフを返していた。
イベントでは前回の舞台挨拶でも行われた「セリフ人気度並べ替えクイズ」のマチュ編を実施。黒沢、伊瀬、土屋のポメラニアンズチームと、新、川田のマヴチームで対決していく。SNSではA「宇宙って、自由ですか?」、B「間違いない!あれはっ!キラキラ、だあ~」、C「よくわかんないけど なんかわかった」、D「あいつらをやっつける……」という4つのセリフで人気度を調査。ポメラニアンズチームの答えは、「C→A→D→B」で、理由について伊瀬は、「1位はCだという自信がある。これまでの主人公は何かしらの理由でガンダムに乗るじゃないですか。今回マチュは、何もわからない状態で乗っているにもかかわらず、なんかわかったー!なので。それってすごすぎない?」と説明する。マヴチームも「C→B→A→D」と、Cが1位に。「いいなと思って。僕もわかりたいから羨ましい」と新が羨望の眼差しを送ると、川田は、「個人的には一番好きなのがA」とPVにも使用されていたセリフを推していた。
しかし、結果は「C→A→B→D」で、どちらも正解はならず。正解チームは出なかったが、黒沢が1位のセリフを生披露することに。黒沢は「プレッシャーだなあ」と言いつつもセリフを披露。会場からは大きな拍手が送られた。ほかに印象的なセリフとして、黒沢はアンキーに対する「門限あるんで帰っていいですかあ?」を挙げる。「マニッシュとコケティッシュの間をまだ行ったり来たりする時期の収録だったので、すごくガラが悪くなってしまって(笑)。もっと優しく、と音響監督に言われました」とアフレコ当時の様子を思い出していた。
この日は主題歌「Plazma」を手がけた
米津玄師の動画コメントからの抜粋
「Plazma」を作るにあたって、テレビアニメのコンテを全話読ませて頂いたのですが、最初に読んだ時、ものすごい衝撃でした。今回のガンダムは、マチュやニャアンらの過ごしていくストーリーと同軸で、もしもという、もう一つの大きな軸のある物語になっています。そこを軸に据えながら、子供達が狭い世界から、大きな世界に飛び出していくというニュアンスを両方同時に詰め込むことで、この作品に似付かわしい曲が作れるんじゃないか。そういう予感から、一つ一つ膨らませていきました。
私自身、ガンダムについては非常に馴染みの深いもので、このタイミングに主題歌という形で関わらせて頂くのを非常に光栄に思っております。どうか、アニメ共々「Plazma」をよろしくお願いします。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」TV Series Promotion Reel
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