アニメ「宇宙戦艦ヤマト」放送開始50周年を記念したステージイベントが、本日3月22日に開催された「AnimeJapan 2025」内で行われた。イベントには「ヤマトよ永遠に」でサーシャ役、リメイクシリーズ最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」でマザー・デザリアム役を演じた
実の親子である潘恵子と潘めぐみ。2代続けてサーシャ役を演じることになった潘めぐみは、「光栄なことだなと思いつつ、作品を見て解釈し、この船に乗れるのかなという心配もありました」と赤裸々に話す。潘恵子は福井総監督から直々にメールが来たことを明かし、そのときに潘めぐみがサーシャ役に決まったことを知ったと語った。親子共演については、氷川も試写を観て「親子共演大成功ですよ!」と太鼓判を押している。福井総監督は、かつてサーシャ役だった潘恵子をマザー・デザリアム役に起用したことについて、「最終回のマザーのセリフを聞いてもらえればわかると思います」と含みのある言葉をファンたちに伝えた。
「宇宙戦艦ヤマト」の出会いを聞かれた福井総監督は、「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の公開記念としてテレビで放送された映画版第1作を観たのが初めてだと話す。「2時間半で地球が滅んで蘇るなんて、初めてでした」と当時の感動を思い出すように語った。「ヤマトよ永遠に」から出演している潘恵子は、武道館で行われたイベントが満員だったことを思い返し、「大変なブームだったのを覚えています」と述べる。すると潘めぐみが「私がまだ影も形もない頃の話ですね」と返し、会場に笑いを誘う場面も見られた。
イベントの最後に登壇者から挨拶が送られる。潘恵子は「大切な方を1人でも多く連れて一緒にご覧になっていただきたいな」と述懐。潘めぐみは、東京・新宿ピカデリーに展示されていた1/100スケールの宇宙戦艦ヤマト模型のエピソードを挙げ、「(模型を)親子3世代でご覧になっていたファンの方もいました。第3章は世代を超えたお話が心にくる、メッセージ性のあるお話だと思います」と語り、イベントは締めくくられた。
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楊(やん) @yan_negimabeya
【イベントレポート】「宇宙戦艦ヤマト」潘恵子&潘めぐみが親子で登壇、福井晴敏「最終回で起用理由わかる」 https://t.co/kQsmSngd4q